「小島慶子キラキラ」9月17日放送分の感想 - 恐るべき原理主義の台頭
「小島慶子キラキラ」9月17日放送分をポッドキャストで聴く。
この日の「サウンドパティスリー」は、映画評論家の町山智浩さん。
町山さんは、アメリカの中間選挙の予備選挙(中間選挙の候補者を選ぶ選挙)について語った。

失業率が上昇する一方のアメリカ。
オバマ政権への逆風が吹き荒れる057.gif
それゆえ、中間選挙では共和党の優勢が伝えられていた。

ところが、最近は様相が変わりつつあるという。
共和党内部で分裂054.gifが起こり始めているというのである。
予備選挙で、共和党の主流派の現職議員が新人候補に敗れるという事態が続出した。
この新人議員たちは、いわゆるティーパーティー運動(注1)の人たちが擁立した候補者たちである。
思想傾向は、リバタリアニズム(自由至上主義)あるいはキリスト教原理主義(宗教右派)だ(注2)

アメリカの伝統的な保守派というのは、リバタリアンである。
「自分たちのことは自分たちでするので政府は口出しするな!」という思想を持つ人々だ。
彼らは、税金や社会保障、銃規制などの法による規制に否定的050.gifである(注3)。 
国家主義的傾向がある日本の保守派とは全く異なる。

予備選挙で勝利した人にクリスティン・オドネルという女性がいる(注4)
彼女は、キリスト教原理主義者である。
キリスト教原理主義者とは、聖書に書かれていることをそっくりそのまま事実だと信じている人たちだ。

このクリスティン・オドネル氏は、驚愕すべき主張をしている。
な、な、なんと、「オナニーを禁止すべきだ」と主張しているのである。
彼女曰く「オナニーは聖書に反する行為だ」というのだ。
なんということだ!!005.gif

最近、アメリカでは、コーランを焼却すると宣言したキリスト教原理主義の牧師が話題となった。
アメリカは今、原理主義的な極端な主張が蔓延しているのである。
アメリカよ、どこへ行く(注5)

(注1)かつてのボストン茶会事件の影響を受けた草の根保守の運動。
(注2)リバタリアニズムとキリスト教原理主義とは異なる。
(注3)本来のリバタリアンの人たちはアメリカ軍が海外へ派兵することにも否定的である。「外国に口出しするな。」という考えである。
(注4)日本で言えば、自民党の山谷えり子さんみたいなものかな?
(注5)彼らの主張はアメリカの中間層から敬遠されており、彼らの台頭は共和党にとって不利に働くのではと分析されている。

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by asatte_no_houkou | 2010-09-19 23:03 | ラジオの感想
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