政治倫理を問われなければならないのは小沢一郎ではなく菅直人のほうである。
政治における最高の道徳とは、畢竟、「国民の経済生活を保障することである」これにつきる。
(小室直樹著『日本いまだ近代国家に非ず』)

「政治倫理」とは、よい政治をすること。結果よければすべてよし。ザッツ・オール。これだけだ。
ただ、この「よい政治」ということの意味だが、昔なら既に述べた「経世済民」だけでよかった。今ならそのうえ、「デモクラシー」を機能させ、国民の基本的人権を守ること、これが加わる。  
(小室直樹著『政治が悪いから世の中おもしろい』)

小室直樹先生が喝破しているとおり、政治における倫理・道徳とは 経済生活を保障し、デモクラシーを機能させ、国民の基本的人権を守ることである。

菅政権が誕生して数カ月経つ。
どうだろうか。
国民の経済生活は良くなっただろうか。
相変わらず、デフレが続き、国民の経済生活は疲弊057.gifするばかりである。

では、デモクラシーは機能しているだろうか。
「司法プロセスが始まったら裁判官が予断を抱くようなことを避ける」という近代法の趣旨をかなぐり捨て、小沢一郎を政倫審に引っ張り出そうとしている。 
さらには、ジャーナリストの上杉隆氏が指摘しているとおり(注)、菅政権の情報公開は鳩山政権より大幅に後退057.gifしている。

自らの「政治倫理」違反、「政治道徳」違反を誤魔化すために、小沢一郎を批判するという浅ましさ。
多くの国民はその意図を見透かしている。
政治倫理・道徳を問われなければならないのは、小沢一郎ではない。
菅直人のほうである。047.gif 

(注)週刊・上杉隆
「記者会見オープン化」に冬、到来――菅政権の情報公開は鳩山政権より大幅に後退
http://diamond.jp/articles/-/10386

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by asatte_no_houkou | 2010-12-26 00:10 | 政治・経済に一言
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