憲法改正国民投票法の制定は、国会に課せられた憲法上の義務である
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■日本は国民主権という考え方を採用しています。
国民主権とは、国民に主権があるということです。
では主権とは何でしょうか。



■日本は立憲主義国です。
立憲主義とは、憲法に基づいて政治を行おうという考え方のことです。

■立憲主義国においては、主権とは、憲法を制定する権力のことです。
最高法規である憲法を作ることができる権力のことなんです。
国民主権の考え方の下では、この権力は国民にあります。

■日本国民は日本国憲法を作った・・・
と、言われています。
本当はアメリカが作った。
でも、今はその議論をしません。
とりあえず日本国民が作ったことにします。

■日本国民の手によって憲法が出来上がった。
国民が、主権(憲法制定権力)を行使して憲法を作ったのです。
それにより憲法制定権力は憲法改正権へと転化しました。
日本国民は、主権に由来する憲法改正権を行使して日本国憲法を改正できます。
憲法改正権は、国民の重要な人権なのです。

■ところで憲法96条は以下のように規定しています。

第九十六条
1 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

■このように「特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。」となっています。
しかし憲法には、国民投票が具体的にどのような手続きで行われるのかについての規定がありません。

■これはつまり憲法が、国会に対して法律により具体的な手続きを制定することを義務付けているのです。
国会は、憲法改正の国民投票制度を作る義務があるわけです。
義務を果たさなければ、その不作為は憲法違反となります。

■ところがであります。
社民党と共産党は国民投票法の制定に反対をしています。
これは明らかに「憲法に違反する行為(不作為)」です。

■な、なんと!護憲政党であるはずの社民党や共産党が「憲法違反」の行為をしているとは!
特に、社民党は「護憲政党」であることが唯一の取り柄。
なのに「憲法違反」の行為をしているとは!
こりゃまたビックリ!

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by asatte_no_houkou | 2004-10-29 23:59 | 日本国憲法を考えよう
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