【裁判員制度に協力求める】 ■裁判員法案と、これに関連する刑事訴訟法改正案が今年の5月に成立しました。 5年以内の周知期間を経て、遅くとも平成21年春に施行することになるようです。 ■世論調査などを見ていると、多くの国民は裁判員になることに消極的です。 これではいけません。 日本人はお上意識から脱却しなければなりません。 積極的に裁判員制度に参加するようにするべきです。 ■裁判員制度導入の趣旨は以下の5点に集約できると思います。 ★裁判員制度により裁判官を監視しよう!★ ■日本は、国民主権の理念を採用しています。 国民主権とは、あらゆる国家権力が、究極的に国民の意思に基づかないとダメだという考え方です。 ■なぜ国民主権の理念を採用しているかと言うと、 国家権力が国民の意思に基づいて行使されてはじめて国家権力の濫用からわれわれ国民の権利・自由を守ることができるからです。 ■裁判所が担っている司法権もその国家権力の作用の一つです。 国民が民主的コントロールを及ぼして司法権をチェックしないとダメです。 ■裁判員制度は、国民が合議を含めて終始裁判に立会い、裁判の過程において裁判官がどのような行動や発言をしているかを見ることを可能とします。 みんなで力を合わせて裁判官を監視しましょう。 ★裁判員制度がもたらす教育的効果★ ■裁判員制度の導入により、一般の国民が裁判の過程に参加することができるようになります。 ■それにより国民の司法に対する知識・理解が深まるようになります。 さらに国民の法的責任感が強まることになるでしょう。 ★裁判員制度により裁判がわかりやすくなる★ ■裁判員制度を導入すると、素人の裁判員との対話の必要から、プロの裁判官が素人の裁判員の納得を得られるように理論構成に配慮をするようになります。 ■これにより、とかくわかりにくいと言われている裁判がわかりやすくなることでしょう。 ★裁判に市民的な常識を反映させよう!★ ■皆さんはご存知でしょうか。 市民的な常識から離れたトンデモ判決が多く存在する事実を。 理由は、あまりに世間知らずな裁判官が多くいるからです。 ■裁判員制度を導入することによって、健全な市民感覚・市民的理性が裁判の過程に導入され、これによって市民感覚と離れない、市民に受け入れられやすい裁判が実現されるでしょう。 ★司法の国民的基盤を確立させよう!★ ■裁判員制度は、ともすれば独善化に陥り一般的な市民感覚から離れがちな司法権に対して健全な市民感覚・市民的理性を流入せしめることができます。 ■これにより市民感覚・市民的理性と離れない裁判を実現し、もって司法の国民的基盤を確立することができるでしょう。 こちらのサイトでさらにわかりやすく裁判員制度について論じています。 興味のある方はご覧ください。 「裁判員制度~お上意識から脱却せよ」(あさってのほうこう) 人気blogランキングへ
by asatte_no_houkou
| 2004-12-19 02:10
| 犯罪・刑罰・裁判
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