てっちゃん(宮崎哲弥氏)が語る『ナショナリズム』その1
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■6月12日放送のよみうりテレビ「たかじんのそこまで言って委員会」にて、てっちゃん(宮崎哲弥氏)の「パラサイト・ナショナリズム」についての論考が取り上げられていた。(『日本の論点2004』文藝春秋)
この「パラサイト・ナショナリズム」論は朝日新聞夕刊の「ナショナリズムを問い直す」という特集でも取り上げられていたので、知っている方も多いだろう。

■多くの人に一度読んでもらいたいので、ここに『日本の論点』における論考を要約して(一部は抜粋)して載せる。
読んでいただきたい。
■まず冒頭、てっちゃんは、ルワンダで起きた虐殺事件を紹介する。
たった3ヶ月で80万人もの人間が虐殺されたこの事件。
永年にわたるフツ族とツチ族との対立が原因だ。

■多数派であるフツ族のメンバーがツチ族のメンバーを虐殺して回った。
部族間の通婚や混血もかなり進み、どちらの出自か容易に見分けられないほどに、部族はヴァーチャル化していたにもかかわらず。

■てっちゃんは『ジェノサイドの丘』(WAVE出版)という本のラストに登場するある事件を紹介する。
事態がようやく収拾に向かい始めた1997年、ジェノサイド実行者の残党が学校の寄宿舎を襲い、十代の女子学生16人を捕らえた。
襲撃犯が少女達にツチ族とフツ族に分かれるように命じたところ、彼女らは「自分達はただルワンダ人である」と拒んだ。
その結果、少女たちは無差別に射殺された。

■てっちゃんは
フツ族でもツチ族でもない、私たちは「ただルワンダ人」であるという言葉は、まさしくナショナリズムの宣明ナショナル・アイデンティティの表明に他ならない。
少女たちは、ルワンダのナショナリズムを勇敢に主張し、そしてそれに殉じたのである。
このエピソードを私たちはどう受け止めるべきか。
と語る。

つづく
てっちゃん(宮崎哲弥氏)が語る『ナショナリズム』2

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by asatte_no_houkou | 2005-06-13 01:18 | 国家・ナショナリズム・愛国心
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