<ひめゆり入試問題>青学高等部長らが元学徒訪れ謝罪へ ■私はこのニュースにずっと違和感を感じていました。 だって、常識的に考えてですよ、あの伝統ある青山学院高等部が元ひめゆり学徒の皆さんを誹謗するような内容の文章を題材とした出題をするなんて考えられないじゃないですか。 ■私はこの入試問題の全文を読んでみたいと思っていたところ、ようやく全文を読むことができるサイトを発見しました。 ここです。(「オークランド憂国日記」さん) (要旨) ■どうでしょう? 元ひめゆり学徒の皆さんを誹謗するどころか、「平和の尊さ」を訴える素晴らしい内容の文章じゃないですか。 ■風化しつつある戦争の悲惨さを如何に次世代に伝えるのが適切かを問うこの文章。 筆者の、平和への熱い思い、二度と戦争を起こさないという強い決意を感じ取ることができます。 ■にもかかわらず、「退屈」という一部分のみを取り上げて批判的な記事を書いた新聞記者。 どこの社の記者か知りませんが、呆れてものが言えません。 この記者は日本語を読み解く能力がないのでしょうか? ■今回、青学の関係者はひめゆり学徒の皆さんのもとへ謝罪に行きました。 しかし私はこの記事を書いた新聞記者こそが謝罪に行くべきだと思います。 青学関係者のもとへ。 これは第4の権力マスコミによる卑劣な人権侵害のように感じますね。 ■青学には多くの批判メールが来たようですね。 この人たちは、日本人独特の集団ヒステリーに陥っているように感じます。 戦前における「お前は非国民だ!」と同じですね。 ■亡き山本七平氏が言っていますが、日本人の共同体的メンタリティーは戦前も戦後もあまり変わっていません。 「お前は非国民だ!」が「お前は平和の敵だ!」に変わっただけ。 ■日本人ってのは確固とした原理原則がありません。(宗教がない) なのでその時々の「空気」(ニューマ)の影響を多大に受けてしまいます。 「空気」によって、ことの良し悪しが決まります。 ■空気に逆らえばそれでおしまい。 猛烈な批判を受ける。 「元ひめゆり学徒を馬鹿にするな!お前は平和の敵だ!」と。 そこでは全く実証的検証は行われません。 ■日本人は、平和の大切さを理解すると同時に、いやそれより先に、この共同体的なメンタリティーを何とかしなくてはならないと思います。 再び過ちを繰り返さないために。 【追記】この問題を最初に取り上げたのは「沖縄タイムス」の記者だとわかりました。 【オススメ本】 日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 山本 七平 / 角川書店 スコア選択: ★★★★★ 人気blogランキングへ
by asatte_no_houkou
| 2005-06-17 14:17
| 歴史を考える
|
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