【剛腕】小沢一郎の考え方 - 対中国外交
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小沢一郎氏が民主党の代表に就任しました。
私は常々「日本の民主主義を機能させるためには、政権担当能力ある野党の存在が必要不可欠である。日本を愛する愛国者は、民主党を応援すべきだ」と主張しています。
そんな私としては、小沢氏に、民主党を信頼に値する政党に変えるべく頑張ってもらいたいと強く思います。
頼むぞ、イチロー。

■そこで今回は、新代表の小沢氏の考え方を極々簡単にではありますが、ご紹介したいと思います。
第一回目としては(第二回目以降があるかわかりませんがw)、中国に対する小沢氏の考え方をご紹介します。




小沢一郎は、中国に厳しいでしょうね。
極端な反中ではありませんが、結構向こうの要人と言い合いをしているんですよ。

中国人民解放軍の副参謀長に「日本がその気になったら一朝にして何千発の核弾頭が保有できる」とも伝えています(共同.02.4.6,7)。
その分、中国当局から発言が一貫していると言うことで逆に評価されてる人物です。
(「諸君」2005年7月号での富坂聰氏(ジャーナリスト)の発言)


中国側に日本の政治リーダーとして言うべきことを言った、という感じを受けたのは自由党の小沢一郎氏です。
小沢氏は、99年2月末の訪中を前に、「短時間の表敬だけならば江沢民国家主席とも会う必要はない」と宣言しました。

さらに北京で会談した中国共産党の中央政治局常務委員からの日本の歴史認識批判の発言に対しては「歴史の反省はお互いの立場の尊重が大切だ」と激しく反論しています。
歴史問題では中国側に対し何度も「おたがいさまだ」と言明しているのです。
私が北京で観察した限り、訪中する多数の日本の政治家の中でも、小沢氏が日本国民の多数派の意見や心情を最も忠実に代弁するかたちで、中国側に毅然と接した、という感じがします。

小沢氏は表面的には中国側から嫌われているように見えるけれども、中国側の要人たちは、日本の政治家では実は最も関心を覚えるのは小沢一郎なのだ、などということをもらすのです。
自国民のために主張すべきことはきちんと主張し、自国の利益を守ろうとする姿勢の政治のリーダーは、相手から見ても尊敬や関心に値するというわけです。
(村田良平著「なぜ外務省はダメになったか」での古森義久氏(産経新聞ワシントン駐在編集特別委員)の発言)

■最近、中国に対して毅然とした態度を採る政治家が増えてきたようですが、そのハシリは小沢一郎氏です。
小沢氏の出現以前は、中国に対して異様に気を使う政治家が、与野党問わずほとんどでした。
その流れを変えたのが、小沢一郎氏だと言ってよいでしょう。

■小沢一郎がスゴいのは、日本国内という「安全地帯」で「反中国」的な言説を繰り返すのではなく、中国の要人に会って直接に主張をすることです。
最近、しきりに中国批判をする政治家がいますよね。
彼らは直に会って批判しているのでしょうか?

■もちろん外交とは、単に「言いたいことを言う場」ではありません。
社会学者の宮台真司さんの言うとおり、外交とは、相手から必要な反応を引き出すための取引の場
たとえ言いたいことを言ってスッキリしても、相手から必要な反応を引き出せなければ外交は失敗です。

■しかし、古森氏が言うように、「自国民のために主張すべきことはきちんと主張し、自国の利益を守ろうとする姿勢」がなければ、相手から馬鹿にされるだけでしょう。(中国に馬鹿にされているであろう政治家の例:河野洋平、加藤紘一)
小沢一郎に期待したいと思います。

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by asatte_no_houkou | 2006-04-04 19:38 | 政治・経済に一言
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