【いじめ問題】学校共同体をぶっ壊せ!
a0029616_1452298.jpg

<福岡いじめ自殺>事件後も別の生徒に繰り返す 同グループ
 中2男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した福岡県筑前町立三輪中で、この男子生徒をいじめていたとされるグループが事件後も別の生徒にいじめを繰り返していたことが分かった。学校側は遺族側に「再発防止を目指す」と繰り返しているが、いじめ対策が進まない現状が浮き彫りになった。
 複数の関係者によると、新たないじめを受けているのは自殺した男子生徒と同じ学年の別の男子生徒。暴力的な行為はないものの、言葉によるいじめだったという。
 男子生徒の自殺後、間もなくいじめグループが別の男子生徒を対象にしたいじめを始め、見かねた他の同級生が保護者に相談し、保護者が学校側に通報した。学校側はこの保護者に「実際に新たないじめがあるかどうか調査中」と説明しているという。
 同級生の保護者によると「いじめのやり方は亡くなった男子生徒と全く同じと聞いている。学校は一体何をしているのか」と憤っている。

前回、学校が一種の共同体になっていると書きました。
言うなれば「学校共同体」ですね。

■共同体の特徴の一つは、二重規範
二重規範とは、外の規範内の規範が存在するということ。
共同体では、外の規範(外部規範)とは異なる内の規範(内部規範)が存在するのです。
ですので内にも外にも妥当する普遍規範は存在しません。




■外の世界で許されないこと。
それが必ずしも内の世界でも許されないということにはならない。
いじめは場合によっては犯罪です。
暴行罪、傷害罪、脅迫罪、強要罪・・・

■当然ながら学校外では犯罪は許されません。
では学校の内部ではどうか?
そりゃ当然、許されないはず。

■ところがどっこい。
「いじめ」という「犯罪」については、学校共同体の内部規範に必ずしも反しない。
先日、福岡で中2の男子生徒を死に追いやった「いじめっ子」たちは、その後もいじめを続けていたそうです。
どうやら学校の中では「いじめ」は許されるみたい。
まさに二重規範。

■ところでこういうことがありました。
奈良の中1いじめ、同級生2人を補導
奈良県橿原市の市立中学1年の男子生徒(13)に携帯電話で中傷のメールを送るなどいじめを繰り返し抑うつ状態にさせたとして、橿原署は2日、同級生の男子2人を傷害の非行事実で補導、高田こども家庭相談センターに通告した。
調べなどによると、2人は男子生徒に対し、石を投げたり「気持ち悪い」などと言い続けたりし、9月からは携帯電話に中傷メールを繰り返し送った。
男子生徒は不眠などの症状がある抑うつ状態と診断されるまでになり、両親が橿原署に被害届を提出していた。いじめは5月ごろから繰り返されていたらしい。

■これは良いことですね。
警察権力は規範を実効化するための実力装置。
学校共同体をぶっ壊すために警察に頑張ってもらいましょう。
外で許されない行為は内でも許されないのです。
犯罪は犯罪。
いじめられっ子の皆さん、いじめが起きたら警察に通報しよう!

【追記】
いじめで娘さんを亡くされたご両親が文部科学省と北本市教委を相手に民事訴訟を提起されました。
Excite エキサイト : 社会ニュース
いじめ原因で自殺と提訴へ 埼玉県、中1女生徒の両親 共同通信
「娘が自殺したのはいじめが原因で、学校や教育委員会が安全配慮義務を怠ったことで精神的苦痛を受けた」などとして、埼玉県北本市の会社員中井紳二さん(56)と妻節子さん(52)が、文部科学省と北本市教委を相手に、計2000万円の損害賠償を求める訴えを起こすことが16日、分かった。
この提訴が学校共同体をぶっ壊す契機となればいいのですが・・・

この記事が面白かった/興味深かったと思った方は→人気blogランキングへ
[PR]
by asatte_no_houkou | 2006-11-04 02:00 | いじめ問題
<< 【中川・核武装発言】言論の自由... 頻発する「いじめによる自殺」 ... >>