私の旅日記 - 「秋の有馬温泉へ行く」の巻
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■わけあって毎年2回、私は有馬温泉に行っている。
有馬温泉は、神戸市の北部にある温泉で、「日本書紀」にも記述があるという日本最古の温泉である。
あの太閤秀吉も湯治のため度々訪れたことがあるようだ。
先日、私は、本年2回目の有馬温泉日帰り旅行を楽しんできた。

■新開地駅から神戸電鉄に乗り換え、そのまま電車に揺られ1時間ほどすると有馬温泉駅に着く。
しかし私は毎回、湊川駅で途中下車して、湊川名物「人工衛星饅頭」を食べることにしている。
人工衛星!?



■人工衛星饅頭とは、何の変哲もないただの回転焼き(今川焼き)のことである。
なぜか無性に食べたくなる。
あのポッテリとした厚みのある普通の皮。
そしてどこにでもある普通のあんこ。
普通に旨い。
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普通に旨い人工衛星饅頭

■人工衛星饅頭で腹ごしらえをし、いざ有馬温泉へ!
しかし油断大敵。
最近はどの電車にも女性専用車両がある。
神戸電鉄にもある。

■私は過去6~7回、神戸電鉄を利用したことがあるのだが、3回、誤って女性専用車両に乗り込んでしまっている。
どうだ、この確率。
今回、私は細心の注意をした。
もはや同じ徹は踏まない。
私は学習をする男なのである。

■有馬温泉駅に着いた。
今はちょうど紅葉の季節
緑、黄、赤と、予め示し合わせたかのように調和的に木々が色づいていた。
あまりの美しさに自然と顔がほころぶ。
「きれいだな~」
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紅葉が映える

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まるで絨毯のような美しく色づいた落ち葉

■これまで私は有馬温泉に着くと、わき目を振らずに風呂に直行していた。
しかし今回は周辺の散策をしてみた。
温泉情緒溢れる街並み。
荘厳で厳かに佇む神社仏閣、側溝から噴出す湯気、足湯を楽しむ観光客、炭酸煎餅・温泉まんじゅうなどお土産物を販売するお店。
眼前に広がる非日常の空間にウキウキワックワク。
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極楽寺

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モクモク

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足湯を楽しむオバサマたち

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土産を売る店

■ある土産物店で焼きもちを一つ購入した。
店の前でハフハフしながら半笑いで食べていると、閑散としていた店が急に繁盛しだした。
美味そうに半笑いで焼きもちを食う私の姿が、店の格好の「宣伝」となったようだ。
店の人に感謝状をもらいたいものだ。
「ひょーしょーじょー」
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特筆に価しない焼きもち

■2時間ほど散策し、温泉に向かった。
有馬ビューホテル内にある「太閤の湯」だ。
「ひとっ風呂浴びて、日常の疲れを癒そう」
そう思い、フルチンになる。

■こういう温泉の場では気をつけなければならないことがある。
そう。
見ず知らずのおじいさんが話しかけてくるのだ。
長々と。

■いや、違うんだ。
おじいさんの話は概して為になる。
長い人生を生き抜いてきたおじいさん
「昭和」という激動の時代をたくましく生き抜いてこられたおじいさんのお話は、若輩者である私にとって何より大切なものである。

■しかしである。
風呂場では聞きたくない。
私はリラックスしたいのだ。
何ものにも束縛されずに、ゆっくりとくつろぎたい。

■私は決めている。
とにかく誰とも目を合わせないようにするのだ。
そして湯船につかると同時に目をつぶる。
瞑想に入る。

■時より、顔を湯につけてしばらくジッとするなど奇怪な行動をとればさらに効果的だ。
「この子は話しかけてはアカン子だな」
そう思わせることができる。

■結局、誰からも話しかけられず、温泉をゆっくりと楽しむことができた。
3時間ぐらいいただろうか。
至福の時を過ごすことができた。
また来年行こうっと。
んがっんっんっ。

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by asatte_no_houkou | 2006-12-05 02:03 | 私の旅日記
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