ちょっとおかしい安倍発言 - 「憲法改正を参院選の争点にする」
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Excite エキサイト : 政治ニュース
参院選、憲法改正を争点に 首相が年頭会見で表明
安倍晋三首相は4日午前、年頭に当たって官邸で記者会見をした。
憲法改正について「わたしの内閣で改正を目指したいと、参院選でも訴えていきたい」と述べ、今夏の参院選で争点とする考えを表明した。
参院選に関しては「常に勝利を得るため全力を尽くすという決意で臨みたい」と強調したが、与党が過半数割れした場合の政治責任には言及しなかった。
参院選と衆院選の同日選は否定した。

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憲法改正争点化に否定的 民主・小沢代表
民主党の小沢一郎代表は4日午後、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝後に記者会見し、安倍晋三首相が夏の参院選で憲法改正を争点にする考えを表明したことに「国民生活に身近なもの、分かりやすいものが断然、比重が重い」と述べ、否定的な見方を示した。
小沢氏は「国民生活を無視した政治に終止符を打たなくてはならない。
政治生活の総決算として臨みたい」と述べ、与党過半数割れに全力を挙げる考えをあらためて強調。

小沢一郎の言うとおりだと思います。
憲法改正参院選の争点にするべきではありません。
二つの理由があります。




■一つ目は、憲法改正を発議するためには総議員の3分の2以上の賛成がなければならない以上、民主党の賛成がなければ発議はありえないという点です。
もし憲法改正を争点にしてしまったら、憲法改正についての与党と民主党での協議が成り立たなくなってしまい、憲法改正はしばらくありえないということになってしまうと思います。

■二つ目は、そもそも憲法改正の賛否は国民投票により国民の意思を問うべきことであって、国政選挙での争点になじまないと思われる点です。
もし憲法改正を争点にしてしまったら、年金や税制など国民生活に身近な論点がお座なりにされてしまうおそれがあります。
これは避けなくてはなりません。

■おそらく今回の発言は、支持率低下に悩む安倍晋三が民主党の分裂あるいは野党間の分断を狙ったものだと思われますが、かなり稚拙なものではないでしょうか。
本気で憲法改正を考えているのならば、「参院選の争点にする」などと発言するべきではないでしょう。
まあ、今の安倍には、いかにすれば政権を維持できるのかという点しか頭にないのかもしれませんが。

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by asatte_no_houkou | 2007-01-05 02:22 | 政治・経済に一言
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