■2月1日放送のABCテレビ「ムーブ!」。 メディアの辻説法師である宮崎哲弥(通称てっちゃん)が、日刊ゲンダイをズバっと斬り捨てました。 ■2月1日付の日刊ゲンダイは、 先月、国の賠償を認めないという冷酷な判決(東京地裁)を受けた中国残留孤児に対して安倍総理は支援の拡大を決めたが、これは急落する支持率を回復させるための人気取りではないかとの趣旨のことを報じました。 ■これに対して、宮崎哲弥は 日刊ゲンダイってね、ときどきスクープがあって、そこの部分なんて良いんだけど、論評はダメだね~。 ■そうそう、てっちゃんの言うとおり! 政治家の責任ってのは、結果責任です。 ■たとえ一切の私心がなくお国のために全身全霊を傾けて、とある政策を実行したとしても、結果として国民に損害を与えたならば、政治家失格(政治責任を負う)。 逆に、自分の私益実現というドロドロギラギラとしたあくどい目的のために、とある政策を実行したとしても、結果として国民の利益になったのなら、その政治家は英雄です。 ■「結果よければ全て良し!」なんですよ。 なのでもし、日刊ゲンダイの言うとおり安倍総理に急落した支持率の回復という浅ましい目的があったとしても、そんなのかまいやしません。 結果として、中国残留孤児の方々の生活のために良いことをしたのだから我々国民は「ようやった!」と称賛の言葉を送るべきだと思います。 ■以前、私は、あるブログのコメント欄に 国民を路頭に迷わせた東条英機などの当時の指導者の責任は重いと書いたところ、激烈なる批判を受けました。 当時としては、致し方なかったではないか!と。 ■そんなの知るかいな。 そりゃたしかにね、結果として帝国主義諸国の植民地が次々と独立したという側面はありますよ。 その点は正当に評価しなければなりません。 ■でも結果として多くの日本人の生命・身体・財産を奪う事態を招き、多くの日本人を路頭に迷わせたわけです。 この結果責任はとてつもなく重いですよ。 政治家の責任は結果責任だっつうの! ■政治家の皆さん(まあ、政治家がこのブログを見ているわけがないが)、国民のために良い結果が出るように頑張ってください。 多少の悪事は許します。 ものすごい悪事はダメだよ。 この記事が面白かった/興味深かったと思った方は→人気blogランキングへ
by asatte_no_houkou
| 2007-02-05 01:24
| 政治・経済に一言
|
カテゴリ
全体 ニュースまとめ 政治・経済に一言 日本国憲法を考えよう 社会の時間 犯罪・刑罰・裁判 いじめ問題 国家・ナショナリズム・愛国心 国際社会を生き抜く BSE(狂牛病)問題 靖国神社問題 人権擁護法案に反対します 歴史教科書問題 歴史を考える 我が阪神タイガースを語る スポーツ大好き 芸能レポート M-1、R-1、キングオブコント 私の旅日記 映画の感想だよ うまいもん探訪記 オススメの本 偉人の銅像 おもしろ看板 ラジオの感想 フォロー中のブログ
以前の記事
ブログパーツ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||