「はだしのゲン」で核軍縮訴え - 麻生外相の肝いりが実現
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Excite エキサイト : 政治ニュース
「はだしのゲン」で核軍縮訴え 外務省がNPT会議で配布
ウィーンで30日から始まる核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会で、日本政府代表団が広島の被爆体験を描いた漫画「はだしのゲン」の英語版を会場内で展示、配布することになった。
大の漫画ファンで知られる麻生外相の肝いりで実現、原爆の悲惨さを生々しく描写した漫画で核軍縮を訴える。
「はだしのゲン」は原爆で父、姉、弟を失い、自らも被爆した少年ゲンが懸命に生きていく姿を描いた物語。

■これはいいね。
まず「麻生外相の肝いり」という点が良い。
もしサヨク系の政治家が同じようなことをしたとすれば、おそらくウヨクの皆さんが反発することでしょう。
「やれやれ、相変わらずサヨクの頭の中はお花畑だな」と。



■でもウヨクに信頼されている麻生太郎の発案ならば、ウヨクの納得を得られる。
安倍首相が中国との関係改善を進めていることへのウヨクの反発がそれ程ないことと同じことです。
一般的にタカ派と目される政治家がリベラルなことをすれば、「あの人だったら、まあいいや」と納得を得やすい傾向があるのです。

■これは憲法改正にも言えると思います。
逆の意味で。
タカ派政権下での憲法改正は実現できないでしょう。
というのも戦前回帰への警戒感から、国民の納得を得にくいからです。

■私は、憲法改正は民主党政権下でしか成し遂げられないと思います。
リベラル系の政権下でしか、改憲への国民の納得を得られないでしょう。
安倍政権での憲法改正は無理だと思います。
おそらく安倍晋三が解釈改憲を検討し始めたのはこの点を考慮したからではないでしょうか。

■この麻生案の素晴らしいと思うところは日本の安全保障に資すると思われる点です。
日本は狭い島国だから、実際のところ核武装によっては安全保障を完璧に図るのは難しい。
なぜならこちらから核ミサイルを何百発撃っても、東京に1発撃ち込まれたら日本はアウトになるからです。
だとすれば、国際世論に訴えかけて、核兵器を使えないようにするしかない。

■今、世界は日本の漫画が大ブームになっていると聞きます。
ならば、日本の漫画の傑作の一つである「はだしのゲン」を使って、核兵器の非人道性や悲惨さを訴えていくのが得策でしょう。
私は麻生外相のこの案に賛成します。

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by asatte_no_houkou | 2007-04-30 02:32 | 国際社会を生き抜く
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