自衛隊が国民を監視 ― シビリアン・コントロールの意義を知らない馬鹿げた行為 その2
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前回(その1)の続きです。
シビリアン・コントロールとは、大雑把に言えば、政治が軍事に優先するということです。
その目的は、軍の独走を抑止する点にあります。

■シビリアン・コントロールのもとでは、作戦用兵の成功も失敗も、すべて軍の最高指揮官である内閣総理大臣が負います。
つまり政治が責任を負う。
「俺(政治家)が全責任を負う。だから、軍隊は俺の言う通りに動け!」
こういうことです。
■なので軍隊は政治にあれやこれや口出ししてはなりません。
軍隊は政治的中立性を厳守すべき組織なのです。

■おそらく自衛隊員の中にはいろんな政治的な信条の持ち主の方がおられることでしょう。
右、左、コミュニタリアン、リバタリアン、オバタリアン、コンサバ、シメサバ、ハゲ、カツラ、ざこば・・・
たとえ指揮官たる政治家と政治的立場が異なっていたとしても、政治家の言うとおりに動くのが軍隊の仕事です。

■共産党が入手した文書によると、自衛隊は市民団体や報道機関、労働組合、政治家などを幅広くその活動を監視をしていたようです(ある政治家の意見を「自衛隊の活動を誹謗している」と評価している)。
シビリアン・コントロールの観点からすると、これは明らかに不適切な行為です。
軍隊は政治的中立でなくてはなりません。

■久間章生(防衛大臣)は「差し支えない」などとほざいているようですね。
久間はシビリアン・コントロールの意味を知らないのでしょう。
大臣失格です。

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by asatte_no_houkou | 2007-06-09 01:08 | 日本国憲法を考えよう
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