【東大阪大生リンチ殺人】広畑被告に無期懲役を求刑 - 「プレジ」と呼ばれた男
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元府立大生に無期懲役求刑 生き埋め殺人事件
大学生ら2人を生き埋めにして殺害したとして、殺人などの罪に問われた、元大阪府立大生広畑智規被告(22)と元大阪商業大生白銀資大被告(23)の論告求刑公判が30日、大阪地裁であり、検察側は広畑被告に無期懲役、白銀被告に懲役25年を求刑した。論告で検察側は「圧倒的な人数と力を背景に、被害者をもてあそんだ」と述べ、犯行の残忍さを強調。いずれも重要な役割を果たしたと指摘した。

■広畑智規はいつものように背中を丸め、うつむき加減で入廷してきた。
報道された写真と異なり、坊主頭で、眼鏡をかけている。
色白でヒョロッとしており、ごくごく普通の青年に見える。

■7月30日、大阪地裁201号法廷。
東大阪大生リンチ生き埋め殺人事件の被告人である広畑智規の公判が行われた(白銀資大の公判も行われた)。
■この日はまず被告人の親族が情状証人として証言をし、その後、被害者のご遺族が意見陳述を行った。
佐藤その他の被告人のときもそうだったが、同じ期日に被告人と被害者の家族を呼び出すというのは妥当な措置なのだろうか。
両者主張の事実に齟齬があった場合にそれを直ちに正すためか。
それとも被告人家族に面と向かっての謝罪の機会を与えるためか。

■この日はその後、検察による論告、弁護側による最終弁論が行われた。
検察側の主張
・「名案が浮かんだ」と報復計画を発案。(暴行脅迫の共謀)
・第2現場(公園)を出発する時点で被害者Fさんを殺害する意思を持った。(Fさん殺害の共謀)
・Fさんを生き埋めする際に「穴が浅いんじゃね?」「まだ生きてんじゃね?」と発言。
・「じゃあ、頼むわ」「最悪、同じ場所に埋めるしかねえな」と被害者Iさん殺害を小林竜司に指示。(Iさん殺害の共謀)
・小林に責任を負わせるための口裏合わせ。
・Fさんの携帯電話の処分を指示。
・佐藤、徳満に暴行をするよう指示。
・たばこの吸い殻を拾い証拠隠滅を図る。
・友人グループのリーダーであり、「プレジ」(プレジデントの略)と呼ばれていた。
・虚偽の供述をしており、反省の情はない
・小林は自分の刑責を認めたうえで証言をしており、しかも具体的であるので信用性がある。
などと主張し、無期懲役を求刑した。

■一方、弁護側
・広畑は暴行を加えていないし、指示もしていない。
・事前に第三現場(産業廃棄物集積場)に行くことを知らされていなかった。
・求刑をネタに検事から利益誘導を受けた。
・小林、少年Dなどの証言は、自身の関与の度合いを低く認定させるためのものであって信用できない。
・この事件は、岡田(暴力団関係者)立案指示により小林によって行われたものであり、広畑は立案していない。
などと主張し、相当程度の有期刑を求めた。

■私にはどちらの主張が正しいのかよくわからない。
検察側の立証は、合理的疑いを入れない程度にまで達しているのかどうか。

■ただ、広畑は自分の責任を軽くするため不自然な供述をしているように何度か感じた。
判決は10月2日に言い渡される。
求刑通りの判決が言い渡されるのではないか。

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by asatte_no_houkou | 2007-08-01 01:01 | 犯罪・刑罰・裁判
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