【薬害C型肝炎問題】国民の命よりも組織の維持を優先する厚労省は即刻解体せよ!
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 では、破壊された共同体はどこに吸収されていったのか。戦後の推理小説が描いたとおり、ほとんどが大企業、その他、お役所。いずれも、本来は機能集団(functional group)。それが急速に共同体化した。
・・・省略・・・
 ところが、機能集団が一度、共同体と化せばどうなるか。
すでに述べたように、共同体の社会学的特徴は二重規範である。共同体の「ウチの規範」と「ソトの規範」とは、まったく異なる。「してよいこと」と「してはならぬこと」とが、共同体のウチとソトでは、異なるのである。つまり内でも外でも共通する普遍的な規範が存在しないことが、共同体の特徴なのである。
 したがって、機能集団が共同体と化せば、そこには普遍的な規範は存在しない。
共同体のソトでは悪いことでも、共同体のウチでは良いことになってしまう場合が出現する。
 たとえば、薬害エイズ事件での厚生省の対応。厚生省の本来の存在理由である国民の健康を守るという国益は蔑ろにされ、身内の失策を庇うという内部規範が優先されたではないか。
(小室直樹著『日本国民に告ぐ-誇りなき国家は必ず滅亡する』

■相変わらずですね。
やってくれました。
厚生労働省の不祥事。
いわゆる「命のリスト」(血液製剤(フィブリノゲン)によるC型肝炎感染者のリスト)が、厚労省の倉庫に不当に放置されていました。

■本来、C型肝炎感染者の情報を把握していたのならば何よりも先に本人に知らせなければならなかったはず。
なのに、厚労省のお役人さんたちは、見て見ぬふり
これは薬害エイズ事件のときとほとんど同じ構造ですね。



■拙ブログにおきまして何度も繰り返し馬鹿の一つ覚えの如く書きましたとおり、このような官僚の不祥事の背景には「機能集団の疑似共同体化」の問題があると思います。
本来、ある目的の達成するために組織された機能集団が、共同体になってしまっているという・・・(注1)
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■厚労省のお仕事というのは、簡単に言えば国民の健康を守るという国益の追求です。
国民が健康に暮らせるようにする点が、厚労省の存在理由。
厚労省のお役人さんたちは、国民の健康のために公僕として一生懸命に働かなくてはなりません。

■ところが厚労省のお役人さんたちは、薬害肝炎訴訟の原告がこれ以上増えることを恐れて、感染者リストなんて存在しなかったことにしました。
記憶から消しちゃった。

■彼らは、国民の健康なんてどうでもいいんですね。
そんなの二の次なんです。
彼らは、厚労省という疑似共同体を維持することが、最も大切な職務だと考えているわけです(機能集団の疑似共同体化)。

■先述のとおり、厚労省の存在理由は国民が健康に暮らせるようにする点にあります。
とすると、国民の健康を蔑ろにする厚労省なんて存在する必要はありません。
即刻、厚労省は解体したほうがよいでしょう。(注2)

(注1)防衛省の給油量隠ぺい問題も同じ問題が背景にあると思います。ちなみに先の大戦で日本が敗戦した理由も日本軍が共同体化していた点にあると言われています。
(注2)リストが国に提出された2002年7月以降に就任した厚生労働大臣にも責任があると思います。

【ニコニコ動画】薬害肝炎、元厚生官僚・牧野利孝

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by asatte_no_houkou | 2007-10-27 02:18 | 社会の時間
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