管賀江留郎の時代がやってきた - 昔の少年犯罪はすごい!
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■昨日(2月15日)、ちんポジを直しながら毎日新聞朝刊を読んでいると、「論点・なぜ目立つ家族殺人」という欄に管賀江留郎の論考が掲載されているのを発見した。
僕の知る限りでは、ここまで大々的に管賀の文章が新聞に掲載されるのは初めてだと思う(違ってたらごめんなさい)。

■「おお!いよいよ管賀江留郎さんがメジャーデビューか!!」とか何とか思いながら、パソコンを起動させ動画サイト「ミランカ」にアクセスすると、「博士も知らないニッポンのウラ」の今回のゲストは管賀江留郎だった(博士も知らないニッポンのウラ 第21回)。
「おお!いよいよ管賀江留郎さんの時代がやってきたか!!」



■管賀江留郎。
当たり前だが、知らない人は全く知らない名前だと思う。
「え?カンガエルロウ?はぁ?ふざけとんか!!」
そう思われるかもしれない。
でもこの人の功績は素晴らしい。

■管賀は国会図書館に一人こもり、膨大な古い新聞や雑誌とひたすらにらめっこして、少年犯罪のデータベースを作り上げた。
そして、世間においてまかり通っているある「嘘」をつきとめた。

■ワイドショーやら、本やらを眺めていると、識者を自称する人が「いや~最近の少年犯罪は増加・凶悪化していますね。困ったもんですな」と、アホみたいな顔で話しているのをよく目にする。
二言目には「それに比べて昔は良かったにゃー」とか言い出す。
極端な人になると「だから、教育勅語を復活させるべきなんだ!!」とか言う。

■こういう人は事実を確かめずに発言しているか、あるいは自分のイデオロギーを実現化するためにをついている。
少年犯罪は必ずしも増加なんかしていないし、凶悪化なんかしていないのである。
昔の少年犯罪のほうがすごかった。
ものすごく多かったし、ものすごく凶悪化していたのだ。

■教育勅語?
はぁ?
教育勅語があった時代の少年犯罪は、その手口の残忍さにしても動機の不可解さにしても、今の少年犯罪に勝ることはあっても決して劣るものではなかったんだよ。
自分の偏った思想を実現するために事実をねつ造して日本人を貶めるのをやめていただきたいものです。

■それにしても管賀の文章は皮肉たっぷりユーモアたっぷりで面白い。
管賀がワイドショーなどに呼ばれる日が来るのだろうか。
ワイドショーとしては、少年犯罪は増加・凶悪化してくれてた方が視聴率を稼げるから、こんな人が出てくるのは嬉しくないんだろうな。
「余計なことをしてくれるなよ」と苦虫を噛み潰しているのかもしれない。

・管賀江留郎著『戦前の少年犯罪』
・ウェブサイト「少年犯罪データベース」

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by asatte_no_houkou | 2008-02-16 17:00 | 犯罪・刑罰・裁判
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