ネットウヨクは新左翼のように自滅の道を辿るのか
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日新聞の『月刊ネット時評』で社会学者の稲葉振一郎さんがこんなことを言っていた。
「・・・ムラの中での先鋭化は、時に外部世界への敵愾心、被害者意識を増幅させることもある。左右両翼の過激派や排外主義のサークルが、お互いの仲間内での意見交換にかまけて外部の意見を容れずにいたずらに先鋭化した果てに、ある臨界点を超えて実力行使に及ぶ――と。」
「・・・この「ネット右翼」的言説は今次の選挙において「民主党が勝てば反日亡国政権になる!」との危機感から大変に盛り上がった。しかし結果はご覧のとおり民主党の圧勝である。主張の先鋭で声が大きい分目立つが、実際は少数派に過ぎなかったという点では、ネット右翼は60年代末の新左翼に似ている。では彼らもまた、実力行使に走って自滅するのか?」

会学者の小室直樹さんによれば、新左翼の出現はアノミーが原因らしい。
アノミーとは、無連帯の意味である。
自分の居場所を見出せない状態。
共同体の崩壊により孤立した者たちが、連帯を求めて新左翼になった。

ット右翼も同じであろう。
自意識をこじらせた孤独な者たちは、何らかの共同体(「居場所」)に属したいと願う。
ところが、中間共同体はすでにほとんど崩壊。
そこで崇高なる精神共同体(国家共同体)と一体化し、孤独感を癒す。

70年あたりにピークを迎えた新左翼は、よど号ハイジャック事件、浅間山荘事件などの事件を起こした。
さらに仲間同士が殺しあう「内ゲバ」で多くの死者を出した。
そして完全に挫折。
自滅していった。

はネット右翼はどうなるのか?
新左翼と同じように、実力行使に走って自滅するのか?


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by asatte_no_houkou | 2009-10-01 01:45 | 社会の時間
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