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日銀総裁が「デフレ容認は誤解」と発言
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や~寒いよね。
僕は8月生まれの夏男なんで、寒いのが苦手なんですよ。
なんなら冬は冬眠してたい。
はちみつ食べながら、洞穴で寝てたいんですよ。

れはさておき、新聞を読んでたら、こんな記事が目に入りました。
日銀総裁「デフレ容認は誤解」
 日銀は18日に金融政策決定会合を開き、消費者物価上昇率の「マイナスは許容していない」との異例の声明を発表した。記者会見した白川方明総裁は「日銀がデフレを容認しているという誤解は解いた方がいい」と指摘。デフレ脱却に向けて極めて緩和的な金融政策運営を維持する姿勢を強調した。物価下落が続くうちは利上げなどに踏み切らないことをにじませ、「長めの金利」を押し下げる「広い意味での時間軸的効果」を狙う。

 政策金利は現行の年0.1%前後に全会一致で据え置いた。円高やデフレで日本経済の先行き不透明感が強まっているが、景気の現状認識は「自律的回復力はなお弱いが、持ち直している」との判断を維持した。

 日銀は毎年4月、物価が中長期的に安定していると考える水準を示す「物価安定の理解」を公表している。物価上昇率がこの水準を下回れば、日銀が緩和的な政策運営を進めるとのメッセージが市場に伝わる。(01:58)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091219AT2C1801218122009.html

まあまあいいんじゃない」と思って、経済学者の田中秀臣さんのブログを読んでみた。
すると、田中さんも「デフレ脱却を政策目的として「より明確化」したことは評価していいだろう。」とコメントされていました。
ただし「目標」ではなくて「理解」だったことを痛烈に批判されていますが。

日、日銀は、10兆円規模の資金供給という「広い意味での量的緩和策」を打ち出しました。
なんともパンチの乏しい策です。
だって、現在のマネタリーベースは93兆円なんですよ。
10兆円では、10%そこらしか高める効果がないじゃん。

回の「広い意味での時間軸的効果」がどこまでの効果を発揮するのかよくわかりません。
物価が上昇に転じなくても金融引き締めに転じる余地を残しているので何とも微妙なところです。
でもまあ、とりあえずは、中・長期の金利低下を促す効果(時間軸効果)が出ることを期待したいです。

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by asatte_no_houkou | 2009-12-19 15:39 | 政治・経済に一言
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