自殺者3万人とデフレ - 自殺者3万人は国家的な危機である
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自殺者12年連続3万人超 12月残し大台に
 今年1~11月の自殺者数の累計が暫定値で3万181人となり、12月の1カ月を残し、12年連続で年間3万人を超えたことが25日、警察庁による集計で分かった。通年で3万2249人が自殺した昨年の同じ期間の自殺者より、445人多い。自殺者は昨年9月のリーマン・ショック直後に急増。今年に入ってからも高い水準で推移していた。
http://www.excite.co.jp/News/society/20091225/Kyodo_OT_CO2009122501000397.html

GDPデフレーター(国内生産物の価格)を見ると、90年代後半からずっとマイナスになっています。
長きに渡るデフレによって、お金持ちの人たちはボーナスを受け続けてきました。
デフレの状態だと、現預金や債券の実質的価値が向上するからです。
そろそろあんまりお金を持ってない人たちに有利な経済環境に舵を切る時期なのではないでしょうか。
つまり緩やかなインフレにすべきだということです。

90年代後半から自殺者数が3万人を超えるようになりました。
それまでは2万人台半ばだったのに、突如として増加したのです。
今年も残念ながら、自殺者数が3万人を越えてしまいました。

フレとなった時期は、90年代後半
自殺者数が3万人台になった時期も、90年代後半
重なります(その因果関係は不明ですが)。

ちろんデフレ脱却だけで自殺の問題がすべて解決できるとまでは思いません。
社会学者の宮台真司さんが『日本の難点』(幻冬舎新書)で指摘しているとおり、「金の切れ目が縁の切れ目」の、今の日本の社会を治す必要があります。
でないと、たとえデフレ脱却を実現したとしても、今後の経済次第で再び自殺者が増加するおそれのある社会が続くことになってしまうからです。

かしデフレからの脱却は、自殺者数減少のための十分条件ではないにせよ、必要条件であるというべきです。
日本銀行は「インフレ率が継続して2%ぐらいになるまで金融政策を継続し資金供給を拡大する」と宣言するべきです。

家の目的は、国民の生命・身体・財産を守り、国民各人の幸福を増進する点にあります。
だとすれば、自殺者の増加を国家的な危機と考え、あらゆる政策を動員してその減少に向けて取り組まなければなりません。

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by asatte_no_houkou | 2009-12-26 01:27 | 社会の時間
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