ブッシュ大統領がトンデモ発言を連発
「対テロ戦争、勝てない」米大統領 TV番組で本音?(朝日新聞)

ブッシュが、「対テロ戦は勝てるものなのか」との質問に対し
「勝てるとは思わない」と言ったそうです。

そりゃそうだ。
今のやり方で「勝てる」わけがない。
なぜか。



「テロをする奴は許せねぇ!!」
とばかりに軍事力を用いただけでは、何時になったってテロは無くなりません。
「軍事力を使う米英は許せねぇ!!」
と暴力の連鎖が続くだけ。
こんなことは中学生にもわかります。

なぜテロが起きるのかを徹底的に考えて、
テロへと駆り立てる動機付けに対する手当てをしなければテロは無くなりません。
テロに「勝つ」ことなんて、どだい無理な話です。
軍事力の行使は、その動機付けへの手当てをしてもダメな場合の最後的な手段です。(その前に国際司法裁判所を活用する手もある)

アメリカへのテロは、
アメリカの、そして古くはイギリス・フランスの中東政策によって積もり積もった怨念が動機付けになっているのだと思います。
ですから、テロに「勝つ」ためには、
この積もり積もった怨念への手当てをすればいいだけのこと。
こんなことは小学生にもわかります。

ブッシュよ、
「勝てるとは思わない」のなら、動機付けへの手当てをして「勝てる」ようにしろ!
軍事力を行使して「断固たる処置!」だけをしても勝てないぞ!


ブッシュのトンデモ発言はこれだけではありませんでした。


大統領は、対テロ戦争の長期的な戦略として、自由と民主主義を世界に広げる必要性を強調。「非民主的な場所に民主主義が根付いた例」として日本を挙げ「父が戦った日本はいま、我々の親密な同盟国だ。小泉首相は平和な世界を作る上で私が最も緊密に協力している一人だ」と述べた。


「ブッシュよ、お前はアホか!」
と言いたい。
「非民主的な場所に民主主義が根付いた」だって?
日本は「非民主的な場所」だったってことかよ?
どつくぞ、ワレ!

日本人にも、戦前の日本に民主主義はなかったと思っている人が
多いと思いますが、そんなことはありません。
戦前の日本にも
どこに出しても恥ずかしくない民主主義
が育っていました。(当時は民本主義と呼んでいた)

民主主義の要諦は議論にあります。
前提として言論の自由があることが必要。
とりわけ議会内において言論の自由ががあることが必要です。
あのマーガレット・サッチャーはこう言いました。
「民主主義の眼目は、率直で力を込めた討論である」と。

では日本はどうだったか。
日本にも議会内での自由な言論がありました。
自由な言論により、時の内閣を倒したことがあるほどです。(尾崎咢堂の桂内閣弾劾演説)
戦前の日本にも民主主義が存在していたのです。(昭和15年3月7日、斉藤隆夫が除名されるまで)
戦前の日本は決して「非民主的な場所」ではなかったのです。

ブッシュの発言はトンデモトンデモ発言です。

この点に関して、コラムニストの勝谷誠彦さんはこう仰っています。
引用します。

失礼な。IQ30程度のあの猿が日本の戦前の歴史をどの程度知っているのかは疑問で開戦前は江戸幕府でショウグンが独裁体制を敷いていたとでも思っているんじゃないか(笑)。大日本帝国憲法という大典を持った戦前の日本は当時の基準からすると臆病なほど民主的な国家だった。それを追い詰めて軍部に暴発させたやり口はフセインのイラクを雪隠詰にしていった手法と驚くほど似ている。「民主的な国家を独裁国と呼んで戦争に誘い込む例」の間違いじゃねえのか。こんな馬鹿に自国の首相を仲良しだと言われる日本国民の不幸よ。

さすが勝谷さん、うまいことを言うね。

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by asatte_no_houkou | 2004-09-02 02:48 | 国際社会を生き抜く
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