捜査機関(警察・検察)は「正義の味方」ではない - 監視する目を持とう
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利事件で犯人にされた菅家利和さんが逮捕された当時の新聞記事を読んだ。
捜査機関(警察・検察)から提供された一方的な情報で埋め尽くされた記事。
これを読めば、おそらく誰もが、菅家さんが犯人であると考えるであろう。
そういう記事であった。

定無罪の原則というものがある。
有罪判決が確定するまでは被疑者・被告人を無罪であると推定する、という原則である。
捜査機関(警察・検察)はたびたび間違いを犯す。
その間違いから市民の人権を守るのが、推定無罪の原則の趣旨である。

ちろん推定無罪の原則は刑事裁判の原則である。
メディアはそれに縛られる必要はないかもしれない。
しかし新聞倫理綱領は公平に報道することが求めている。
被疑者・被告人側の言い分も弁護士を通じて取材し、十分に報道する必要があるはずだ。

ディアの役割は、権力を監視することだ。
言うまでもなく、警察や検察は権力機関である。
我々の人権を侵害する強大な国家権力を有する機関である。

しメディアが、捜査機関がリークする情報を一方的に垂れ流しているとしたら・・・
メディアは、「権力の監視」という重大な役割を放棄しているといえるであろう。
「ジャーナリズム崩壊」というしかない。

小沢問題で検察リークに踊らされるメディアへの危惧(週刊上杉隆)
↑ジャーナリストの上杉隆さんのコラム。検察がリークする情報を垂れ流すマスコミを批判している。大変に参考になる。

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by asatte_no_houkou | 2010-01-27 00:06 | 犯罪・刑罰・裁判
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