繰り返される検察による「拷問」 - 取り調べ全過程を可視化するしかない
枚方談合事件で元副市長に「無罪判決」 大阪地裁
2009.4.27 16:18
 大阪府枚方市発注の清掃工場建設工事をめぐる談合事件で、競売入札妨害(談合)の罪に問われた元副市長、小堀隆恒被告(62)の判決公判が27日、大阪地裁で開かれ、樋口裕晃裁判長は無罪(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
 小堀被告は捜査段階から無罪を主張。2月2日の最終意見陳述でも「公務員として人一倍自分を律し、恥じるような行為は一切していない。犯罪に加担しているとうそを言われ、公判に引きずり込まれた悔しさは言葉で表現できない」と訴えていた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090427/trl0904271619008-n1.htm

枚方談合、元副市長の控訴断念の方針 大阪地検
2009.5.7 23:46
このニュースのトピックス:刑事裁判
 大阪府枚方市発注の清掃工場建設をめぐる談合事件で、談合罪に問われた小堀隆恒・元副市長(62)を無罪とした大阪地裁判決について、大阪地検が控訴を断念する方針を固めたことが7日、関係者への取材でわかった。控訴期限は11日。
 公判で検察側は懲役1年6月を求刑したが、4月27日の判決で、樋口裕晃裁判長は「談合が進められていた認識があるとはいえず、動機もない」として無罪を言い渡していた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090507/trl0905072348013-n1.htm

方談合事件で無罪判決を受けた小堀隆恒さん。
ご自身が受けた、検察による拷問まがいの取り調べの実態について語っておられます。
翌日朝から取り調べです。私は当時、腎臓がんで右腎を摘出し、前立腺肥大で手術を控えていました。それを検事に告げても無視です。7、8時間ぶっ通しの取り調べが続きました。案の定、排尿障害になり、医務室で処置を受けたのですが、これが乱暴だった、カテーテルを強引に尿管に入れたため。内部が傷つき、血尿が出るようになったのです。検事に訴えると、与えられたのは介護用の紙オムツ。それもたった1枚だった。家族らが代用品を差し入れても手元に届かず、保釈されるまでの約1カ月間、血だらけの紙オムツ1枚を繰り返し乾かして使いました。

不衛生だから当然、尿管などから雑菌が体に入ります。しばらくすると高熱が出て、取り調べ中も頭がボーッとなった。コップ一杯の水も与えられず、便所で手を洗う際に口を湿らせてしのぎました。「生きて出られるのか」。私は強い恐怖を感じましたが、取り調べは容赦なく続きました。

取調室はコンクリートの小さな部屋で、声や物音が響きます。東京地検から応援に来たという大柄の検事はパイプイスを思い切り壁に向かって蹴り付けたり、ドアを思い切り閉めたりして“威嚇”する。大声で私のことを「ごみ野郎、くず野郎」と怒鳴り、「白状しろ。カネはどこに隠したのか」と尋問するのです。こんな調子が深夜まで続くから、ある日、拘置所の近隣住民から「うるさい」とクレームが来ました。私が否認を続けていると「カミさんを調べてデキが悪かったら逮捕する」とか、介護施設に入所している90歳の母親を「ストレッチャーで連れてきて調べる」と言う。
「これが法治国家の日本なのか」と心底思いました。
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1226.html

くの国民は、「検察の捜査は適正に行われているにちがいない」と考えていると思います。
「たとえ拷問まがいの取調べが行われていたとしても、それはほんの一部にすぎないだろう」と。
しかし、残念ながら実際のところは、そうではありません。

日米軍の米兵の犯罪が問題になったとき、米軍が米兵の引渡しを拒否することがあります。
そのときの拒否理由は、「米兵の人権を守るため」というものです。
在日米軍は、日本の捜査機関が拷問まがいの取調べを行うことを知っているのです。
だから、米兵の引渡しを拒否するのです。

さん、他人事だと思ってはいけませんよ。
あなたも明日突然に無実の罪を着せられ、拷問まがいの取調べを受けるかもしれないのです。
ご自分のことだと思って考えてみてください。

事の皆さんの多くは、真面目で職務熱心です。
不正義を正したいと、心から考えています。
彼らの多くは、正義を貫く熱血漢なのです。

かし、えてして、こういうタイプの人たちは暴走しがちです。
「正義」のためなら何をしてもかまわない、と考えてしまいます。
「吐かせるためには、少しぐらい拷問まがいの違法な取調べをしてもよい」と安易に考えてしまいます。

、石川議員の事件で、子供を人質にして女性秘書を取り調べた東京地検の民野健治検事が批判をされています。
仮に報道が事実であれば、彼の行った行為は違法な取調べと考えるべきです。
許される行為ではありません。

かし民野検事はおそらく反省など全くしていないでしょう。
なぜなら、「正義」のためなら違法行為に手を染めてもかまわないと考えているからです(彼らの考える「正義」の中身については検証が必要ですが)。
彼らにとって、拷問まがいの取調べを行うことは、「日常的な行為」なのです

は、検事の暴走を止めるためには、どうすればいいでしょうか。
取り調べの全部の過程を録音・録画(可視化)すればいいのです。
全部の過程を録音録画すれば、違法な行為が明るみになることを恐れ、検事は行動を抑止することになります。
検事による人権侵害によって被害を受ける人をなくすためには、取調べの全過程の録音・録画しかないのです(注)。

(注)他方で、諸外国で認められている司法取引などの捜査手法の導入を検討するべきです。

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by asatte_no_houkou | 2010-02-16 01:56 | 犯罪・刑罰・裁判
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