カテゴリ:犯罪・刑罰・裁判( 52 )
西村真悟が「組織犯罪処罰法違反については無罪」となった件について
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■2月7日、衆議院議員西村眞悟に対して「懲役2年、執行猶予5年、組織犯罪処罰法違反については無罪」という判決が言い渡されました(この裁判の模様については、拙ブログの記事「西村真悟被告に猶予付き判決 - 裁判を傍聴して感じたこと」をご覧ください)。

■この判決で注目するべき点は、「組織犯罪処罰法違反については無罪」の点だと思います。
今回はこの点について考えたいと思います。

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by asatte_no_houkou | 2007-02-10 01:14 | 犯罪・刑罰・裁判
西村真悟被告に猶予付き判決 - 裁判を傍聴して感じたこと
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■本日、午後1時30分、弁護士法違反等被告事件の判決公判が大阪地裁201号法廷で行われました。
被告人の名前は、衆議院議員西村真悟です。

■私は、西村眞悟の政治思想を全面的に支持する立場の者ではありません。
しかし拉致問題に誰よりも積極的に取り組む姿勢などを見ていると、政治家としての強い信念を感じ取ることができ、私は彼に対して大変に好感を持っています。

■それゆえ前々から私は、西村真悟の姿を直接に演説会などで見てみたいと思っていました。
その機会を窺っていたところの今回の事件。
本日、大阪地裁に判決公判の傍聴をしてきました。
まさか西村真悟を直接見る場所が、彼の刑事被告事件を審理する法廷になるとは・・・

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by asatte_no_houkou | 2007-02-07 21:33 | 犯罪・刑罰・裁判
【大阪姉妹殺害】弁護人が大阪高裁に控訴
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山地被告側が控訴=1審死刑、大阪姉妹刺殺事件
 大阪市浪速区のマンションで昨年11月、姉妹が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われ、1審で死刑を言い渡された無職山地悠紀夫被告(23)について、同被告の弁護人は26日、判決を不服として控訴した。
 弁護人によると、控訴は弁護人権限で行われ、精神鑑定で問診が十分されていないことや、公判前整理手続きで迅速に審理が進んだ半面、山地被告の気持ちをほぐすことができず、弁護を尽くせなかったことが背景にあるという。控訴期限は27日だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061226-00000115-jij-soci

■大阪市浪速区のマンションで昨年11月、姉妹が殺害された事件。
弁護人は、判決(死刑判決)を不服として、26日、控訴をしました。
控訴をする権限は、被告人のみならず弁護人にも認められています。
今回は、弁護人の権限として控訴が行われたようです。

■ただ、被告人である山地悠紀夫は判決後、「控訴する考えはない」と弁護人に話していたようなので、今後、山地により控訴が取り下げられる可能性もあります。
その場合は、直ちに原判決(死刑判決)が確定することになります。
■この裁判では、公判前整理手続きという平成16年の刑事訴訟法改正により設けられた手続が採用されました。
この手続は、第1回公判期日前に行われるもので、事件の争点などの整理をすることにより公判手続を充実かつ迅速に行うことを目的にしたものです。
公判前整理手続⇒冒頭手続⇒証拠調べ手続⇒弁論手続⇒判決

■今回、この公判前整理手続きの採用の結果、異例の早さで死刑判決が言い渡されました。
事件が起きたのが昨年(平成17年)の11月。
ですから事件後1年1か月で判決が言い渡されたことになります。
これはこれまでの刑事裁判の例からすると、とても早い。

ご遺族の方々のご負担という点から考えると、これはとても評価できる。
聞くところによると被害者の父親は、事件後のストレスにより目をかなり悪くされたようです。
にもかかわらず第一回公判期日から全ての公判期日の傍聴をされておられました。
迅速な裁判の要請は日本国憲法にも明記されている要請ですから、この点からしても今回の早期の判決言い渡しは大変に評価できることだと思います。
第37条1項 すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。

■しかし一方で、こんなに早く裁判を終わらせていいのかとの疑問もあります。
事件が事件だけにもっと時間をかけ、より精緻に事件の背景を究明する必要があるのではないか・・・とも思うのです。
弁護人が被告人の意に反して控訴に踏み切ったのは、このような点が理由のようです。
判決後、弁護人は、
「被告自身の感情や、被告人関係者の感情がまだ整理されていない中での短期裁判となり、被告の心の奥深いところに迫り切れなかった後悔がある。人の命を奪う判断をする裁判は、もっと時間をかけてじっくり行われるべきではないか」
と言っていたそうです。

■ただ、時間をかけたところで、今後、被告人が態度を改め、自分の罪と向き合うようになるのか・・・
結局、私は6回、この裁判を傍聴し、山地の態度・表情を観察しましたが、彼が今後態度を改めるとは到底思えませんでした。
もはや山地は完全に社会から離脱してしまっており、もう戻ってくることはありえないのではないか。

■弁護人は「一審で弁護を尽くせなかった」と自責の念を述べておられました。
しかし誰が弁護人を務めようと結果は同じだったのではないかと感じます。

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by asatte_no_houkou | 2006-12-28 02:58 | 犯罪・刑罰・裁判
【大阪・姉妹殺害】山地被告に死刑判決 - 裁判を傍聴して感じたこと
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Excite エキサイト : 社会ニュース
姉妹刺殺、山地被告に死刑 大阪地裁
大阪市浪速区で昨年11月、飲食店店員の姉妹が刺殺された事件で、強盗殺人や放火などの罪に問われた無職山地悠紀夫被告(23)に対し、大阪地裁は13日、求刑通り死刑判決を言い渡した。
並木正男裁判長は、山地被告の責任能力を認めた上で「犯行は残忍、冷酷かつ非道で、被告は反省を示さず更生の期待も乏しい。刑事責任はあまりにも重い」と判決理由を述べた。

■今日(12月13日)は、朝から大阪は雨が降っていました。
そんな雨の中、午前9時25分ごろ、私は大阪地方裁判所本館北側駐車場に到着。
すでに100人ぐらいの方々が並んでおられました。

■最終的には200人近くの人数の方々が並ばれていたと思います。
社会を震撼させた大阪姉妹殺害事件の判決公判の傍聴券を求めて(傍聴券交付枚数は51枚)。
ワイドショーなどでたびたび報道されたということもさることながら、被告人山地悠紀夫のあまりにも冷酷かつ非情な犯行が世間の多くの人たちの関心を集めたのでしょう。
■傍聴券を取得した私は、足早に大阪地裁本館2階にある201号法廷へ向かいました。
できるだけ前方の席に座り、死刑判決を言い渡された山地悠紀夫がどのような表情をするか観察したかったからです。

■定刻どおり10時ちょうどに開廷。
報道機関によるカメラ撮影が行われた後、山地悠紀夫が入廷して来ました。
これまでの公判手続で見せた表情・態度と同じような、飄々とした表情・態度
それは、これから死刑判決を受けるかもしれない被告人の表情・態度とは到底思えないものでした。
服装は白、水色、茶のチェックのシャツに、ベージュのズボンといったものでした。

■10時10分ごろ、裁判長が落ち着いた低い声でゆっくりと判決文を読み上げ始めました。
「判決主文は後回しにします」
前列に座っていた記者の方々が一斉に席を立ちました。
死刑判決を言い渡す場合、主文を後回しにすることが通例となっています。
これは被告人が過度に動揺することを防ぐためです。

■裁判長が読み上げた判決理由は、検察側の主張にほぼ沿った内容でした。
こういう言葉を使うことは不適切かもしれませんが、「予想通り」の判決内容となりました。
詳しくは新聞に要旨が載るでしょうからそちらをご覧ください。
簡単に争点と結論をまとめますと、
・殺害時に財物奪取の意思があったか
⇒あった
・完全な責任能力はあったか
⇒あった
・計画的であったか
⇒計画的だった

■判決文を読み終わったあと、裁判長は被告人に対して「遺族の悲しみはどれほどかをもう一度考え、幼いころの人間性や家族との温かい交流を思い起こし、遺族の苦しみの万分の一でも理解してほしい」との趣旨のことを語りかけました。
この裁判長の言葉は山地に届いたかどうか。
無表情の山地の顔からは、うかがい知ることはできませんでした。

■今回、この事件を傍聴して感じたことは、山地のように死刑判決を受けること恐れない人間に対して私たちの社会はいかに対処していけばいいのかという点です。
池田小事件の宅間守といい、奈良女児殺害事件の小林薫といい、このような人間が増えているように感じます。
山地は捜査段階で「私は応報刑論者。今回の事件で死刑は当然」と供述していたそうです。

■前にも書きましたが、日本社会はアノミー(無連帯→無規範)がますます進行しているのではないでしょうか。
崩壊・空洞化した共同体(中間集団)をいかに再編し、連帯を作り出すか。
私たちに突きつけられた課題です。

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by asatte_no_houkou | 2006-12-13 19:33 | 犯罪・刑罰・裁判
【大阪姉妹殺害】23歳被告に死刑求刑 ― 語られなかった反省の言葉
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Excite エキサイト : 社会ニュース
<大阪姉妹殺害>23歳被告に死刑求刑
大阪市浪速区のマンションで昨年11月、姉妹が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われた住所不定、無職、山地悠紀夫被告(23)の公判が10日、大阪地裁(並木正男裁判長)であった。検察側は「史上まれにみる凶悪、冷酷、非道な犯行。被告は真摯(しんし)に反省しておらず、矯正は不可能で極刑以外の選択肢はない」と死刑を求刑した。弁護側は最終弁論で死刑回避を求めたが、山地被告は「特に何もありません」と意見陳述し、結審した。判決は12月13日。

「これが今から公判に臨もうとする被告人の態度なのか?」
そのように感じるくらい飄々とした態度で、大阪地裁201号法廷に入廷する被告人山地悠紀夫。
私には、薄らと笑みを浮かべているようにも見えました。

■自己の内面を他者に知られることを極端に嫌う性格ゆえに、あえてそのような態度を採っているのか。
あるいは、既にこの社会から離脱してしまっているのか。
私にはわかりません。

■ただ言えることは、山地悠紀夫のこの態度が、二人の愛する家族を殺害されたご遺族の思いを踏みにじるものであるということです。
結局、山地の口から反省の言葉が語られることは一切ありませんでした。

■10月31日、ご遺族の方の意見陳述の手続が行われました。
これは近時、被害者・遺族に対する配慮が不十分であるとの指摘を受け、刑事訴訟法改正により設けられた手続きです。
証拠調べの過程において行われます。

■ご遺族の方が、事件についての心情、意見を述べられました。
亡くなった2人の愛する家族に対する思い、そして山地に対する怒り
涙ながらに訴えておられました。
当日、ご親戚、ご友人が多数傍聴されていたようで、傍聴席のあちらこちらですすり泣く声が聞こえました。

■11月10日、検察側の論告求刑、弁護側の最終弁論、被告人の最終陳述が行われました。
上の記事にあるとおり、検察側は死刑を求刑。
一方、弁護側は無期懲役が相当と弁論しました。

■この事件の主要な争点は3つ。
1、暴行脅迫時に財物奪取の意思があったのか。
⇒検察はあったと主張。弁護側は暴行後に財物奪取の意思が生じたと主張。

2、犯行時、被告人は心神耗弱であったのではないか。
⇒検察は完全な責任能力があったと主張、弁護側は心神耗弱の状態であったと主張。

3、計画性の有無
⇒検察側は綿密な計画性があったと主張。弁護側は行き当たりばったりの犯行であったと主張。

■1の点で、もし暴行時に財物奪取の意思がなければ、強盗殺人罪は成立せず、殺人と窃盗になります。
2の点で、もし心神耗弱であったのならば、死刑は回避されることになると思います。
3の点で、もし計画性が否定されるならば、つまり行き当たりばったりの犯行であったのならば、死刑回避の可能性が出てくると思います。

■私はどの争点についても検察側の主張に説得力を感じました。
つまり、死刑が相当ではないかということです。
判決は、12月13日午前10時に言い渡されます。

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by asatte_no_houkou | 2006-11-12 02:19 | 犯罪・刑罰・裁判
大阪姉妹殺害事件 - 「居場所」なき者の犯罪
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「仲間のマンションを出たが、その後の生活のめどが立たないことから自暴自棄になり、『守るものも失うものも、居場所もない。引き留める人もいないなら、やりたいことをやってやる』と考えた」

■強盗殺人等被告事件の被告人、山地悠紀夫が捜査段階において供述した言葉です。
昨年11月、大阪市浪速区のマンションで、飲食店店員の姉妹2人が刺殺されました。
強盗殺人(強盗の意思があったのかは争われている)などの上に、証拠隠滅のため放火。
凶悪な犯行の数々に目を覆いたくなります。(注1)

■被告人山地悠紀夫が公訴事実をほぼ認めたため、裁判の中心的な争点は責任能力の点(心神耗弱)となりました。
10月24日の公判において、精神鑑定を行った鑑定人(精神科医)が出廷。
当初疑われていた広汎性発達障害の存在を否定し(注2)「完全な責任能力を認めることができる」と証言をしました。

■25日、26日と2日連続して行われた被告人質問
山地悠紀夫が少年時代に起こした母親殺害についての経緯が主に質問されました。(注3)
彼の不幸な生い立ち
酒を飲み暴力を振るう父親。
母親は子育てにあまり熱心ではなく、家庭内では喧嘩が絶えない(山口家裁の審判で、乳幼児期にスキンシップや言葉かけが極端に不足して生じる「愛着障害」と認定されているようだ)。
父の死亡後(父親は長期間、家で療養していた)、母親と2人で暮らすが、母親が使途不明の借金を繰り返し、息子がアルバイトで稼いだ金を使う。

「居場所」のない山地の生い立ちが弁護人の口から語られる。
ところが一方、何を聞かれても山地から語られるのは「わかりません」「記憶にありません」「調書に書かれているのであればその通りだと思います」というフレーズの数々。
小さく細い声で淡々と発せられる(被告人は自分の内面を他人に知られることを拒み続けた)。

■母親殺害後、山地は00年9月に中等少年院に送られ、03年に仮退院をしました。
しかし彼には「居場所」が見つからなかった。
人は他人からのコミュニケーションを通じた承認により自尊心や尊厳を獲得します。
承認を得ることができる「居場所」は人にとってなくてはならないものなのです。

■社会に「居場所」がないと悟った被告人は、社会から離脱をしました(脱社会)。
社会から離脱した者にとっては、私たちの社会に通用している規範(社会規範)は、欲望に歯止めを掛ける箍にはなりえません(規範の消滅)。(注4)
なぜなら、社会は自明の前提ではなくなるので。

「今後、彼(山地悠紀夫)の資質は変わることはありえますか?」
27日(注5)、再び出廷した鑑定人に対して裁判官が質問をしました。
「ないと思います」
鑑定人はこのように答えました。

■10月31日、ご遺族の方の意見陳述、11月10日、検察側の論告求刑、弁護側の最終弁論が行われ、その数日後、判決が言い渡されることになります。
言い渡される判決は、おそらく死刑でしょう。

(注1)
詳しい点は「寸胴鍋の秘密」さんが記事にされています。
「山地悠紀夫という暗闇」

(注2)
鑑定人はいろいろとその理由を述べていたが、私が印象に残った事実は、
・三人の臨床心理士が精神鑑定に携わったが、被告人は臨床心理士によって態度を変えていた。
・事件前、マンションの住人の不意打ち的な質問に対して普通に答えていた。
・検察官が殺人について取調べを行うのではないかと、検察官の態度により事前に察知していた。

(注3)
今回の事件で山地悠紀夫は「母親を殺したとき、そのもだえ苦しむ姿に興奮したことから、人を殺し快感を得て金品を奪い生活費を手に入れようと決意した」と供述していますが、この「母親を殺したとき、そのもだえ苦しむ姿に興奮した」という事実は、母親殺害の少年審判の際には語られなかった事実です。
25日の公判で、弁護人はこの点を何度も山地に質問していました。
「なぜ今になってこのような供述を始めたのか?あなたはあえて自分を悪く見せようとしているのではないか?」と。
山地は「質問されなかったから語らなかっただけです」と答えていました。
27日の公判で、鑑定人は、母親殺害の際に語らなかったのは少年時代においては性的な事実を語ることに消極的であるからではないかと分析していました。

(注4)
もちろん鑑定人が強調していたように、山地の生まれついての資質として、情緒不安定でカッとなりやすいという点があり、生い立ちだけが凶悪事件の動機付けの背景にあると考えるのは適当ではないと思います。

(注5)
27日の公判で行われた被告人質問において、被告人の死刑を求める嘆願書(2万2800人が署名)が提示されました。
「これを見て何か思うところはありますか」と検事に質問された山地悠紀夫は、少し時間をおいて、そしてそれまでの声のトーンよりもあきらかに小さな声で「何も思うところはありません」と答えました。
少し動揺しているように感じました。

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by asatte_no_houkou | 2006-10-29 01:17 | 犯罪・刑罰・裁判
【寝屋川・教職員殺傷】広汎性発達障害を持つ少年への処遇は如何にあるべきか
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Excite エキサイト : 社会ニュース
3人殺傷の少年に懲役12年 大阪地裁判決 [ 10月19日 13時28分 ] 共同通信
大阪府寝屋川市立中央小学校で昨年2月、教職員3人が殺傷された事件で、殺人罪などに問われた卒業生の無職少年(18)に、大阪地裁は19日、殺意や責任能力を認め「犯行は極めて悪質で、もはや(少年院送致などの)保護処分の域を超えている」として、懲役12年(求刑無期懲役)の判決を言い渡した。

■昨年2月、寝屋川市立中央小学校で起きた教職員殺傷事件。
当時17歳の少年の手によって教職員3人が殺傷されました。
10月19日、その事件の判決公判が行われました。

■9月に行われた論告求刑公判において、検察側は無期懲役を求刑。
一方、弁護側は家裁への再移送を求めました。(詳しくは、こちら
それを受けて今日、裁判所は、「保護処分の域を超えている」としながら「(広汎性発達)障害に由来する特異な精神状態などでくむべき事情もある」として懲役12年の判決を言い渡しました。

■この事件には大きく分けて3つの論点があるのですが、今回は少年の処遇についての私の感想を簡単に述べたいと思います。

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by asatte_no_houkou | 2006-10-20 03:14 | 犯罪・刑罰・裁判
【時効殺人訴訟】生命侵害については例外を認めてもいいのでは?
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Excite エキサイト : 社会ニュース
<時効殺人訴訟>元警備員に330万円支払い命令 東京地裁
東京都足立区の区立小学校で78年、同校教諭の石川千佳子さん(当時29歳)が警備員だった男(70)に殺害され、04年の自首まで遺体を隠された事件を巡り、時効(15年)の成立で不起訴となった元警備員と雇い主の同区に対し、遺族が約1億8600万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は26日、元警備員に330万円の支払いを命じた。
永野厚郎(あつお)裁判長は、殺害に対する賠償は民法の除斥期間(権利の存続期間20年)を過ぎ請求権が消滅したと判断。
一方、2年前までの遺体隠匿については請求権を認めた。

■たぶんほとんどの人が「こんなのおかしいよ!」って思ったんじゃないかな。
うん、おかしいよね。
だって、人1人殺されてるんだよ。
なのに損害賠償を請求できないなんてね。

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by asatte_no_houkou | 2006-10-01 03:05 | 犯罪・刑罰・裁判
【奈良女児誘拐殺人】厳罰化の流れに沿う妥当な判決だと思います
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Excite エキサイト : 社会ニュース
小林被告に死刑判決 女児誘拐殺人で奈良地裁
 2004年11月、奈良市の小学1年、有山楓ちゃん=当時(7つ)=が誘拐、殺害された事件で、殺人とわいせつ目的誘拐など8つの罪に問われた元新聞販売店員小林薫被告(37)に対し、奈良地裁は26日、求刑通り死刑を言い渡した。・・・省略・・・
 被害者が1人の殺人事件では、強盗など金銭目的か殺人の前科がある場合を除き死刑は回避される傾向にあった。子どもを狙った性犯罪など凶悪事件が相次ぐ中、犯行の悪質性や更生可能性のないことを重視、死刑相当と判断した今回の判決は、今後の量刑基準にも影響を与えそうだ。

■我が国の刑法が定める刑罰は、全体的に見て諸外国に比べて軽いようです。
これは「日本国民は皆、家族なんだから、温かい目で見てあげようよ」てな考え方に基づいていると言われています。
「国家は家族の延長線上にあるもの」という国家観、つまり国家共同体主義的な国家観が背景にあるわけです。

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by asatte_no_houkou | 2006-09-26 22:35 | 犯罪・刑罰・裁判
寝屋川教職員殺傷事件公判を傍聴して・・・
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Excite エキサイト : 社会ニュース
少年に無期懲役求刑 小学校内殺傷事件
大阪府寝屋川市立中央小学校で昨年2月、教職員3人が殺傷された事件で、殺人などの罪に問われた卒業生の無職少年(18)の公判が14日、大阪地裁(横田信之裁判長)であり、検察側は「社会を震撼(しんかん)させた犯罪史上まれにみる重大事案。被害の大きさなどを考えれば最も厳格な処遇で臨むべきだ」として、無期懲役を求刑した。
弁護側は最終弁論で「少年院による矯正教育が望まれる」と、家裁への移送を求め、結審。判決は10月19日に言い渡される。
公判では殺意の有無や、少年の刑事責任能力などが争われてきた。

■昨日は時間があったので、この裁判の傍聴をしてきました。
大阪地裁201号法廷です。
被告人が少年である事件(逆送)の傍聴は今回が初めてだったので、警備の厳重さに少し戸惑いました。
おそらく被告人の姿を撮影されないようにするための配慮なのだと思います。
審理中も終始、裁判所職員が傍聴人を監視していました。

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by asatte_no_houkou | 2006-09-15 20:11 | 犯罪・刑罰・裁判