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自殺サイト殺人事件・死刑判決 - 「自分の事件を他の性犯罪の防止に役立てて欲しい」
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前上被告に死刑判決 自殺サイト連続殺人事件で大阪地裁
インターネットの自殺サイトを通じて知り合った男女3人を相次いで殺害したとして殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職前上博被告(38)の判決公判が28日、大阪地裁であり、水島和男裁判長は「残忍、冷酷、非道で、性癖は根深く改善は困難」として求刑通り死刑を言い渡した。公判では、前上被告が、善悪を判断する能力があったかどうかについて、裁判長は「判断能力は減退していなかった」とする精神鑑定書を証拠採用した。

■判決終了直後、弁護人は前上博に駆け寄り何か話をしていました。
おそらく「弁護人の権限として控訴をする」との趣旨のことを伝えたのでしょう。
これは被告人の利益を確保することを職務とする弁護人の行為として当然のことです。

■しかし前上博は控訴期間終了後、控訴を取り下げる意向のようです。
判決後、接見をした長谷川教授(臨床心理学)の話によると、どうやら前上博は控訴を取り下げる考えを持っているとのこと。
控訴期間終了後、控訴の取り下げがなされると、直ちに死刑判決が確定します。

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by asatte_no_houkou | 2007-03-29 14:35 | 犯罪・刑罰・裁判
生き埋め殺人 - なぜ止められなかったのか
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Excite エキサイト : 社会ニュース
生き埋め殺人で死刑を求刑 「人間の所業でない」と検察-東大阪リンチ殺人
大学生ら2人を生き埋めにして殺害したとして、殺人や暴力行為法違反などの罪に問われた主犯格の無職小林竜司被告(22)ら4人の公判が27日、大阪地裁(和田真裁判長)であり、検察側は「血の通った人間の所業ではない」と小林被告に死刑を求刑した。
弁護側は死刑回避を求め、小林被告が「申し訳ないとしか言いようがない」と述べて結審した。
論告で検察側は「暴行の執拗性、残虐性には戦慄を覚える。被告らからは一片の人間性も見いだせない」と非難。更生可能性が乏しいことや遺族や被害者の処罰感情が厳しい点にも言及した。
起訴状などによると、被告らは昨年6月19日、東大阪大生藤本翔士さん=当時(21)、無職岩上哲也さん=同(21)=らを岡山県内に誘い出して仲間と集団で暴行。産廃集積場で藤本さんを生き埋めにして殺害し、小林被告は翌20日、岩上さんも同様に殺害した。(共同通信)

■簡単にこの事件の概略を書きますと・・・

■この事件は女性を巡るトラブルが発端となっています。
加害者の一人(徳満)が、被害者の彼女にメールを送った。
それに激怒した被害者が、加害者(徳満と佐藤)に対して暴行を加え監禁をしたうえ慰謝料を請求(恐喝)した(その際、暴力団の名前を口にした)。

■加害者側の2人(徳満と佐藤)は、仲間(小林、広畑など)に相談。
被害者3人を岡山におびき出して暴行を加えることにした。

■加害者9人は1人を生き埋めにし、1人を解放した。
その後、加害者2人(小林と少年D)はさらに被害者1人を生き埋めにした(暴力団関係者の岡田の指示といわれている)。
こういう事件です。

■この事件には少年3人が関わっているんですよね。
うち2人(MとO)は被害者Fさん殺害のみに関わっただけであり、しかも加功の態様が消極的なもの(武器の供与と見張り)であったことから少年院送致となりました。

■もう一人の少年Dは、FさんとIさんの殺害に関わり、しかも積極的な態様で加功していたので逆送
「積極的な態様」というのは、具体的には特殊警棒などで殴ったり、ユンボで穴を掘り被害者を生き埋めにしたということです。
3月26日、少年Dに対して無期懲役が求刑されました。(注4)

3月27日、小林竜司、徳満優多、佐藤勇樹、佐山大志の論告求刑公判が行われました。(注1)(注2)
4人とも頭は丸刈り。
服装は皆、黒っぽいセーターに黒っぽいズボンで入廷してきました。
検察側は、小林には死刑、徳満と佐藤には懲役18年、佐山には懲役15年が求刑しました。

■小林に対する死刑求刑は当然にしても(注3)、徳満、佐藤、佐山に対する求刑は少し重いのではないかと感じました。
彼らは小林や広畑に言われるがままに行動した面があり、殺害行為への関与の程度は比較的小さいようです。

■特に徳満は、小林に暴行を受け、一時、車のトランクに閉じ込められています。
徳満に関しては被害者の側面もあったのではないかと思われます。
佐山についても関与の態様は主に見張り役であり、幇助犯にすぎないのではないか思われます。

■まあ、いずれにしても思うことは、「どうしてこんなに短絡的な行動をしてしまったんだろう?」ってことですね。
どのような隠滅工作をしてもいずれ事件は明るみになって捕まることは容易に推測できたのに。

■リーダー格の人間が他のメンバーに対して力を誇示する(なめられない)ためにあえて過激な提案をする。
それが全体への同調圧力となり、他のメンバーが異議を唱えにくくなる。
集団犯罪においてよくある構図ですが、この事件でもこういう構図が見られたのでしょうか。

■加害者の2人は被害者から恐喝を受けたとき、警察に被害届を出しているんですよね(後日、取り下げる)。
だったら警察に全てを任せればよかったのに。
なんで殺害にまで及んでしまったんだ(広畑が主導的な役割をしたようですが(争いあり))。
なんとも残念です。

■小林に対する判決公判は5月22日午前10時(注5)
徳満、佐藤、佐山に対する判決公判は5月31日午前10時
いずれも大阪地裁で行われます。


(注1)27日は、午前に加害者の両親が情状証人として証言をし、午後からは被害者の両親が意見陳述をしました。
聞いていて、かなり気が重たくなりました・・・
被害者側と加害者側を同列に論じるのは不適切かもしれませんが、被害者のご両親はもちろん加害者のご両親にとっても、自分の息子がこのような凶悪な事件に関与するなんて夢にも思っていなかったはずであり、大変に悲痛な思いをされていると思います。

(注2)加害者の両親に対して検事が「被害者の遺体が写った写真を見る気はないか」と執拗に質問していました。
見ることを拒否する両親の姿を裁判官に見せることにより、監視能力(出所後に更生に向けて監視をする能力)の欠如を印象付けようとしているのでしょうが、少々やり過ぎな感じがしました。

(注3)ただし判決としては無期懲役が相当だと思います。

(注4)懲役15年の判決が言い渡されました。

(注5)死刑判決が言い渡されました。私は重過ぎると思います。

【拙ブログ関連記事】
【東大阪大生リンチ殺人】主犯格に死刑判決 - 重すぎるのではないか
【生き埋め殺害】元東大阪大生ら3人に懲役刑
【東大阪大生リンチ殺人】広畑被告に無期懲役を求刑 - 「プレジ」と呼ばれた男

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by asatte_no_houkou | 2007-03-28 01:35 | 犯罪・刑罰・裁判
「神道は宗教ではない」との主張について考えてみた - その2
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前回「神道は宗教ではない」との主張について説明いたしました。
この主張の論拠はこれです。
1、生活に溶け込んでいる
2、教義や教典がない
以下、これに対して反論をします。

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by asatte_no_houkou | 2007-03-25 02:27 | 社会の時間
「神道は宗教ではない」との主張について考えてみた - その1
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「神道は宗教ではない」
このように主張される方がいます。
今回はこの点について考えたいと思います(僕はドシロートなので厳密な検討はできません)。

■なるほど、神道は日本人の生活に溶け込み、生活の中に取り込まれてしまっている。
そのため、私たちはとりたてて神道を信じるなんてことを通常は考えません。
日常生活するうえで何となく信じてしまっている。

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by asatte_no_houkou | 2007-03-22 02:14 | 社会の時間
【怨霊信仰】恨みをのんで死んでいった怨霊を鎮める - 上御霊神社、下御霊神社、北野天満宮
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■神道ってのは「八百万の神」という言葉があるとおり、多神教です。
とにかく神様がいっぱいいるということです。
「万物に神霊が宿る」という考え方なんですね。

■神話の中の神様。
自然そのものから見出された神様。
実在の人物が死んでなった神様。

■この「実在の人物」の中には、恨みをのんで死んでいったエライ人が多くいます。
有名なのは菅原道真ですね。
早良親王もそうです。

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by asatte_no_houkou | 2007-03-13 02:00 | 社会の時間
京都小6殺害事件 - 私たちの今後の課題
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<京都小6殺害>元アルバイト塾講師に懲役18年
京都府宇治市の学習塾で05年にあった小学6年女児殺害事件で、殺人と銃刀法違反の罪に問われた元アルバイト塾講師の萩野裕(ゆう)被告(24)に対し、京都地裁は6日、懲役18年(求刑・無期懲役)を言い渡した。地裁の精神鑑定で「(広汎性発達障害の)アスペルガー症候群で、当時は精神病様状態にあった」とされた萩野被告について、氷室眞裁判長は完全責任能力があったと認定する一方、「障害で物事に固執する傾向やストレスへの弱さなどの特性があり、精神病様状態もあった経緯の中での犯行」と情状酌量した。

■3月6日の京都は風がきつかった。
午後からはちらほらと小雪が舞いました。
この日、午前10時に京都地方裁判所で行われた判決公判。
この公判の傍聴券を求めて258人もの人が列をつくりました。

9時20分、抽選券の交付開始。
9時40分、「当選」番号の発表(ホワイトボードへの掲示)。
私の「232」番はありませんでした。

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by asatte_no_houkou | 2007-03-08 02:05 | 犯罪・刑罰・裁判
私の旅日記 - 「名古屋経由でお伊勢さん参り」の巻 その2
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私の旅日記 - 「名古屋経由でお伊勢さん参り」の巻 その1

■JR名古屋駅から約90分、伊勢市駅にようやく着く。
「おお!ここがお伊勢さんか!」
かつては多くの日本人が参詣を夢見たお伊勢さん。

■私は約90分間ずっと立ちっぱなしで少々くたびれていた。
しかし伊勢駅に着くと同時に一気に疲れが吹っ飛んだ気がした。
念願の伊勢参りを実現した日本人の多くが同じような気持ちになったのではなかろうか。

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by asatte_no_houkou | 2007-03-06 01:20 | 私の旅日記