■小沢一郎氏が民主党の代表に就任しました。 私は常々「日本の民主主義を機能させるためには、政権担当能力ある野党の存在が必要不可欠である。日本を愛する愛国者は、民主党を応援すべきだ」と主張しています。 そんな私としては、小沢氏に、民主党を信頼に値する政党に変えるべく頑張ってもらいたいと強く思います。 頼むぞ、イチロー。 ■そこで今回は、新代表の小沢氏の考え方を極々簡単にではありますが、ご紹介したいと思います。 第一回目としては(第二回目以降があるかわかりませんがw)、中国に対する小沢氏の考え方をご紹介します。 小沢一郎は、中国に厳しいでしょうね。 中国側に日本の政治リーダーとして言うべきことを言った、という感じを受けたのは自由党の小沢一郎氏です。 ■最近、中国に対して毅然とした態度を採る政治家が増えてきたようですが、そのハシリは小沢一郎氏です。 小沢氏の出現以前は、中国に対して異様に気を使う政治家が、与野党問わずほとんどでした。 その流れを変えたのが、小沢一郎氏だと言ってよいでしょう。 ■小沢一郎がスゴいのは、日本国内という「安全地帯」で「反中国」的な言説を繰り返すのではなく、中国の要人に会って直接に主張をすることです。 最近、しきりに中国批判をする政治家がいますよね。 彼らは直に会って批判しているのでしょうか? ■もちろん外交とは、単に「言いたいことを言う場」ではありません。 社会学者の宮台真司さんの言うとおり、外交とは、相手から必要な反応を引き出すための取引の場。 たとえ言いたいことを言ってスッキリしても、相手から必要な反応を引き出せなければ外交は失敗です。 ■しかし、古森氏が言うように、「自国民のために主張すべきことはきちんと主張し、自国の利益を守ろうとする姿勢」がなければ、相手から馬鹿にされるだけでしょう。(中国に馬鹿にされているであろう政治家の例:河野洋平、加藤紘一) 小沢一郎に期待したいと思います。 人気blogランキングへ
by asatte_no_houkou
| 2006-04-04 19:38
| 政治・経済に一言
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