■週刊プレーボーイ(毎週月曜日発売)に連載中の「時評家・宮崎哲弥の明日はどっちだ!ニュースジャッジ」。 毎週、宮崎てっちゃん(評論家の宮崎哲弥)が、時事問題について鋭くぶった斬ります。 今回のタイトルは 「米国産牛には『BSE感染の可能性があり、健康を害する恐れがあります』という注意書きが必要だ!」です。 ■政府は、27日にアメリカ産牛肉の輸入再開を決定する模様です。 まさに売国的行為。 国民の命をアメリカに売り渡す暴挙と言えましょう。 宮崎てっちゃんが、この点についてわかりやすく解説しています。 7月24日の「ムーブ!」(ABC)で放送されたものから引用します。 ●小泉”エルヴィス”純一郎総理の訪米のための「手土産」が、トンだ国民への置き土産となってしまった。 ■「ムーブ!」にて、宮崎てっちゃんは、「新しい情報」としてこのような話をしました。 『WEDGE』という雑誌の『インサイト霞ヶ関』というページに見過ごせない記事がありました。 ■これに続けて、コラムニストの勝谷誠彦は、このように話しました。 これをやった役人は誰かを調べて我々はこの名前を報じなければならない。 ■百歩譲って、アメリカ産牛肉の輸入再開を認めるとしましょう。 中には、「BSE感染の可能性がある牛肉であってもかまへんから、食べたいねん」という「変わった」人もいるようですし。 食べたい人は食べればいいです。 自己決定・自己責任です。 ■でも、BSE感染の可能性がある牛なんて食べたくない人もいる。 世論調査によれば、このように考える人のほうが圧倒的に多いようです。 ならば、産地表示をきちんと義務付けてもらいたい。 アメリカ産の牛肉かどうか、判別できるようにしてもらいたい。 自己決定・自己責任の前提として、情報の開示が必要不可欠なのです。 ■こんな国民のニーズを全く無視する農林水産省。 国民の生命よりもアメリカの業者の利益を優先させる行為と言えるでしょう。 どこの国の役所なのか。 ■かつて厚生省(当時)が、非加熱の血液製剤によって血友病患者がHIVに感染する危険を知りながら、それを放置したことがありました(薬害エイズ事件)。 これと似たことが起ころうとしています。 農水省の役人・政府の連中は、国民が病に苦しもうとも何の痛みも感じないのでしょう。 まさに国を売る行為と言えるでしょう。 【拙ブログ関連記事】 ・【アメリカ産牛肉】拙速な輸入再開に反対する ・【米国産牛肉】誰が責任を取るのか―「私の頭の中の消しゴム」 この記事が面白かった/興味深かったと思った方は→人気blogランキングへ
by asatte_no_houkou
| 2006-07-26 02:42
| BSE(狂牛病)問題
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