■あの山本モナが、自身のブログで小室直樹先生の『痛快!憲法学』を紹介していますね。 さすがモナちゃん。 目の付けどころが良いね。 なによりすごいのはその内容の明快さ。憲法の本!という堅苦しい感じはまったくなくて、軽快な文章でどんどんと先生の世界に引き込まれていきます。ところどころ、「えーそこまで言っちゃっていいんですか?!」ってこちらが心配になってくる(笑)。それを極論だー!なんてマイナスにとらえている書評も目にしたのですが、私は好きだなぁ。世界史に興味がある人にもオススメです!だそうです。 ■でも『痛快!憲法学』を紹介するよりも、愛蔵版の『日本人のための憲法原論』のほうを紹介したほうがよかったのに。 今はこっちのほうが手に入りやすいんじゃないかな。 たいていの書店に置いてあるし。 ■ところで年頭の会見で安倍総理は、「私の在任中に憲法改正を目指す」と意気込んでいました。 僕も改憲論者なので改正自体には大賛成です。 ■しかしどのような内容に改正するかが重要。 「改正、改正」と曖昧に叫んでいても全く無意味。 安倍総理は自分の言葉でどのような内容の改正を目指すのか国民に語り掛けるべきです。 ■主権(国の政治を最終的に決定する力あるいは権威)を有するのは国民です。 立憲主義(憲法に基づいて政治を行おうという考え)のもとでは、主権とは憲法制定(改正)権力。 国民投票により過半数の国民の賛成がないと、憲法改正は実現しません。 ■それゆえ、改正うんぬんを議論する前提として、国民が憲法の意義(民主主義の意義、資本主義の意義、平和主義の意義・・・)をきちんと理解していることが必要です。 『痛快!憲法学』、あるいはその愛蔵版である『日本人のための憲法原論』が、それを可能としてくれるでしょう。 【拙ブログ関連記事】 ・全国民必読の書、ここに現わる!―『日本人のための憲法原論』
by asatte_no_houkou
| 2007-01-24 03:25
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