■前回、拙ブログにおきまして、書写山 圓教寺のお坊さんがお二人、テレビ番組に出演され、チベット仏教を弾圧する中国政府に対して抗議の声を上げられたことをご紹介いたしました。 この件に関し私は、 お二人に続くお坊さんが次々と出現し、日本の仏教が単なる「葬式仏教」ではないことを示していただきたいと思います。などと、えらそうなことを書いたわけでありますが、今日、このような記事を発見しました。 チベット沈静化願い僧侶行進 '08/3/27 ■私の知らないところでたくさんの仏教者の方がすでに抗議の声をあげておられたのですね。 失礼しました。 無知を恥じ入ります。 Webサイトにおきまして抗議の声明を発表されている宗派もありました。 平和と共生を追求する浄土宗平和協会(Jodo Shu Peace Association)は、浄土宗唯一の平和団体として、チベット仏教の聖地であるラサ市をはじめ中国各地において、僧侶・市民と治安部隊の衝突により多くの死傷者が出ている深刻な事態に対し、深い憂慮を表明します。この衝突によって命を喪い、また傷ついた人々に対し、悲しみを同じくしております。非暴力を標榜する浄土宗は、いかなる理由があろうとも武力をもって間題の解決をはかることを否定します。私たちは、チベットの人々の苦しみに深い思いをはせております。 私たち日光修験道は、中華人民共和国の暴虐行為、殺人行為、民族と文化の抹殺行為、宗教破壊行為等に対して、甚深なる憤りをおぼえ、ここに強く抗議するものである。 ■ところがであります。 抗議の声を上げないばかりか、中国政府の片棒を担いでいるお寺があります。 そうです。 善光寺です。 この善光寺は、北京オリンピックの聖火リレーのスタート地点を提供しています。 ■同じ仏教者がひどい目にあわされているのにもかかわらず、何知らぬ顔で場所を提供する善光寺。 恥ずかしく思わないのでしょうか。 KYにもほどがある。 このような行為をする善光寺は、弾圧、虐殺を繰り返す中国政府と同罪といえるのではないでしょうか。 ■「ムーブ!」(ABCテレビ)において、仏教者の宮崎哲弥が怒りのコメントをしました。 私は仏教者として許しがたく思うのは善光寺です。 【追記】 善光寺が聖火リレーの出発地の返上を決断されました。 英断だと思います。 今年の夏にでも善光寺に参拝しに行こうと思います。 Excite エキサイト : 社会ニュース この記事が面白かった/興味深かったと思った方は→人気blogランキングへ
by asatte_no_houkou
| 2008-04-11 03:02
| 社会の時間
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