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橋下徹知事が政権交代の必要性を訴えた - 政権交代なくして地方分権はありえない
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日、決定された地方分権改革のスケジュールを示した「工程表」(注1)
麻生総理には地方分権をする意欲がこれっぽっちもないこととがわかりました。

方分権を、常日頃から強く主張している大阪府の橋下徹知事(注2)
先日、テレビ番組(「ちちんぷいぷい」)で「次の総選挙で日本の政治を変えてください」と政権交代の必要性を訴えておられました。

ともと橋下徹知事は自民・公明の推薦で大阪府知事になられたお方。
しかも自民・公明が過半数の議席を有している大阪府議会の構成を考えれば、政権交代を明確に訴えることは困難な状況にあります。
そこで「衆院選挙で日本の政治を変えるべき」と暗にほのめかす言い方で政権交代を訴えられました。

もそも地域によって慣習や行動様式、道徳といったものは異なります。
ですので、好みや欲求といったものも地域によって異なります。
したがって、中央政府が集権的に意思決定し画一的な財・サービスを供給するよりも、個々の地方政府が分権的に意思決定して供給するほうが、社会全体の満足度は必ず高まると言えます。

本は、近代化・産業化するために東京を中心とした中央集権国家をつくりました。
これはこれで必要なことであったと思います。
しかし時代は大きく変わりました。
すでに日本は近代化・産業化に成功し、世界第2位のGDP(国内総生産)の国となったわけです。

れからは地方のことは地方が意思決定し責任を負う。
そういう地域主権の体制に変えるべきだと思います。
そもそも明治維新まで、日本は基本的に極めて分権的な社会だったわけです。
本来の日本の姿に戻るべきではないでしょうか。

生自民党に地方分権を期待することはできません。
長期に渡って政権を担当している政党には「地方分権を行おう」という意欲は生まれないんです。
今のような中央集権的な資金配分の仕組みは、選挙において長期政権の政治家に有利に働くからです。

下徹知事の言うとおり、政権交代に期待するしかありません。
今年、必ず衆院選挙が行われます。
日本をさらに住みやすい国に変えましょう。

(注1)この点についてはhttp://asatteblog.exblog.jp/8162829/

(注2)橋下知事と言えばこんなニュースがありました。
Excite エキサイト : 社会ニュース
橋下知事の「ファン」が1億寄付 高齢女性、大阪府の再建応援
 財政再建に取り組む大阪府の橋下徹知事を応援しようと、知事の「ファン」を名乗る大阪市の高齢女性が3月中旬、ふるさと納税制度を利用して府に1億円を寄付していたことが10日、分かった。ことあるごとに府民らに寄付を呼び掛けている橋下知事にはうれしい知らせ。担当者も「知事の人気のおかげ」と感激している。府地域福祉課によると、女性が現金1億円をリュックサックに詰めて家族と一緒に府庁を訪れた。
いや~すばらしい。それにしても橋下知事はすごい人気です。

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by asatte_no_houkou | 2009-04-12 02:13 | 政治・経済に一言
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